RECORD

Eno.186 舞坂直哉の記録

バイオミメティクスって?

テストや実習で、だいぶ間が空いちゃったわね。

『バイオミメティクス』っていう言葉、聞いたことあるかしら?
紙飛行機作りの実習のとき、参考資料にしてた子もいたわね。
簡単に言うと、生物の形や機能を真似して、新しい技術開発やものづくりに活かす科学技術のことよ。

今日は、実際にバイオミメティクスによって生まれたものをいくつか紹介するわ。


まずはハチの巣。そう、六角形が敷き詰められたあの形ね。
できるだけ建材をで節約して広い巣を作りたいけど強度も欲しいとなった結果、あの形に落ち着いたのよね。
軽くて強度があって、さらに衝撃吸収性にも優れてる構造なのよ。
今ではサッカーゴールのネットや段ボール、建材など、いろんな場面で利用されているわ。

次はこれ。購買で売ってるヨーグルトの容器のフタ。
開けたとき、フタの裏にヨーグルトがまったく付いてないでしょう?
あれは、素材の表面にとても細かい凹凸をつけていて、『ロータス効果』と呼ばれる性質を利用しているの。
蓮の葉の表面の構造を真似したもので、水や汚れを弾きやすくしてるのよ。

他にも面白い例があるわ。
『ミイラデゴミムシ』っていう昆虫がいて、体内に2つの液体タンクを持ってるの。
危険を感じると、そのタンクから液体を反応室に送り、化学反応を起こして100度を超える毒ガスを発生させて、お尻から噴き出すのよ。
実はこれ、液体ロケット燃料の仕組みと同じ原理なの。


……という感じで、私たちの身近なものにも活かされている考え方なのよ。
それじゃあ、今日の授業はここまで。