RECORD

Eno.589 飯降山燐火の記録

とある記録

最近、意識を取り戻すことが多くなってきた。

北摩という特殊環境。
此処の濃い神秘濃度は私の強度を高め、もう既に顕現に十分な神秘強度に達した。

そろそろ”私”が表に出る必要があるということ。明らかなる異常事態である。
今までは神秘強度が低くとも維持可能な鬼火の立場に甘んじてきたが……

私が出るからには、怪異は灰一つとして残さない。
それにしても本当に私が出る必要があるんだろうか。
なんだかよくわからんがこの地域の人類達は怪異に対して好戦的すぎる。
別に私が燃やさなくても怪異殲滅には事足りているような気もするが……


人類の手が空く分には、申し分は無いか。