RECORD

Eno.372 橘ネムの記録

【報告書】炎狼2

燃え盛る炎のようなエンダー個体。
黑く硬い外殻を持ち、非常に高い戦闘技術を持つ。



炎狼との戦闘によって判明した情報を追記する。

【以下追加情報】
・獄炎(仮称)
炎狼の操る赤い炎。
基本的に物質化しており、物体と干渉する性質を持つ。
この物質化は炎狼の意思で自由に解除、再物質化が可能であり、この変化は非常に速く行う事ができる。
また魂を燃料にするという性質をもっており、魂を燃焼させ精神的なダメージを引き起こすことが確認されている。
この魂の燃焼は通常の回復では治癒ができず、現状では精神回復、もしくは自然治癒(療養)を待つほかない。
この事からメフィスターなど精神に作用しながら戦う神秘の持ち主にとって、天敵ともいえる存在であるとされる。

・並列思考、動作
炎狼は複数の動作を同時に行う事が可能である。
複数からの攻撃を両手で素早くいなしながら戦っている姿が確認されており、まるで複数の人間と同時に戦っているようだったと報告されている。

・性格、習性
炎狼は基本的に無差別な破壊行為などはしておらず、戦いに関しても不意打ち等を行わない事が確認されている。
会話にも応じ、流暢な言葉を話す点も他エンダー個体との相違点である。
発言の中に「我々」という一人称を使っている事、並列動作の例から。複数の人間の集合体の可能性も考えられている。
また、「罪を顧みろ」という旨の発言をしており、戦闘の際には対峙する神秘使いを殺さず手加減をしているような印象を覚えたとも報告がされている。
このことから、「何かの目的、意図をもって神秘使いと戦闘を行っている」とされる。

余談だが、炎狼に似た特徴の何者かに助けられたという報告がいくつかされている。
もしもそれが炎狼によるものである場合、戦闘や行動方針には人間的な理性が存在することが考えられる。



これらの情報は特例的にすべての神秘関係者が確認可能なものとする。