RECORD

Eno.608 五稜 拓海の記録

タコ焼きで外カリカリはなんちげ

「おーっす、屋上いくぞ」


「なんですか?今日は来ないと思ったらいきなり」


「今日祭りなんだってよ、急すぎて外出許可でないだろうしよ。そこで一つ考えた」


「はぁ。」


「屋上で祭りで食えそうなもの一通り俺が作ってやるよ、そんで食いながら花火みようぜ」


「看護婦にバレた時、私はしりませんよ?」



――――――――

「花火、ビルが邪魔で上手く見えねえな。」


「そう上手くは物事いきませんよ。」


「しょうがねえ、次はちゃんと俺が他所の祭り探しとくからよ。」


「今回は予行演習って事で一つ頼むわ。」


「そうですね、まあ関東に来てまともなタコ焼きを食べたのも久しぶりだったのでそれで良しとしましょう」


「だろ?チェーンのカリカリしてるのも生地に旨味が無いソースベチャ塗りもほんま分かっとらんからな」


「まあ?一番美味いのは明石焼きだけどな!」


「は?」


「え?」



戦の鐘が鳴った。