RECORD
Eno.1469 風雷 透真の記録
図書館暮らしを辞めた話
これは俺が北摩第一中央図書館に泊まっていた頃の話だ。
あの頃の俺は何かに取り憑かれたように本を読んでいた。
大学の講義が終われば図書館で調べ物をして
体調管理の為に図書館近くの銭湯に入り、
また図書館で気絶するまで本を読む。
たまに身体が鈍らないように裏世界で散歩。
これを毎日繰り返していた。
今思えば、故郷復興の為とはいえ
こんな事していたら精神が病んでしまうだろう。
転機になったのは[西部学生寮]と
[タマガイくんフェスタ]だった。
タマガイくんフェスタの開催を知った俺は
都会の祭りを参考にしようと一般客として参加した。
掟破りなバカみたいな水量から放たれる放水、
流されていくイベント参加者達。
固定観念を破壊するような光景を見て
俺は北摩に来てからの二年間、
忘れていたワクワク感を取り戻していた。
タマガイくんフェスタで濡れてしまった荷物を乾かしに
久しぶりに西部学生寮の共有スペースに向かうと
とても騒がしい声が聞こえてきた。
共有スペースの状態は簡単に言えば混沌。
目まぐるしい変化をする西部寮を楽しんでいると
俺の中にあった凝り固まった考え方が崩れていた。
この時、思ったんだ。
俺はもっと外の世界で様々な事を経験すべきだ。
本の知識だけでなく、この眼で見るべきだと。
今まで近くにあったのに気にもかけなかった
この楽しい町には何があるんだろうな。
あの頃の俺は何かに取り憑かれたように本を読んでいた。
大学の講義が終われば図書館で調べ物をして
体調管理の為に図書館近くの銭湯に入り、
また図書館で気絶するまで本を読む。
たまに身体が鈍らないように裏世界で散歩。
これを毎日繰り返していた。
今思えば、故郷復興の為とはいえ
こんな事していたら精神が病んでしまうだろう。
転機になったのは[西部学生寮]と
[タマガイくんフェスタ]だった。
タマガイくんフェスタの開催を知った俺は
都会の祭りを参考にしようと一般客として参加した。
掟破りなバカみたいな水量から放たれる放水、
流されていくイベント参加者達。
固定観念を破壊するような光景を見て
俺は北摩に来てからの二年間、
忘れていたワクワク感を取り戻していた。
タマガイくんフェスタで濡れてしまった荷物を乾かしに
久しぶりに西部学生寮の共有スペースに向かうと
とても騒がしい声が聞こえてきた。
共有スペースの状態は簡単に言えば混沌。
目まぐるしい変化をする西部寮を楽しんでいると
俺の中にあった凝り固まった考え方が崩れていた。
この時、思ったんだ。
俺はもっと外の世界で様々な事を経験すべきだ。
本の知識だけでなく、この眼で見るべきだと。
今まで近くにあったのに気にもかけなかった
この楽しい町には何があるんだろうな。