RECORD
Eno.202 宇佐賀このみの記録
通学事情
多摩科学技術高等専門学校に合格した年の話である。
「多摩高専は家から通える距離だけど・・」
母親は、寮に入ってみたいと告げた娘に難色を示した。
「一人暮らしをしてみたいの? 気持ちは分かるけど、大変だよ??」
「うん。でも、同級生の子は海外の高校行っちゃったでしょ?その時に寮生活になるって聞いて、私もやってみたいと思ったの!寮生活-!」
少女・・・このみは、海外留学した同級生の話を聞いて、寮生活に憧れを持ったようだ。
「おじいちゃんとおばあちゃんも、学校の寮なら大丈夫だって言ってくれたよ??」
「そういう根回しが早いの、誰に似たのかしらねえ」
家族からの同意を得ていると胸を張るこのみに、ため息をつく。
「仕方ないわね。身の回りのことを自分でするのもいい経験になるでしょう。ただし、周りの人に迷惑をかけるようなことは駄目だからね??」
「やった!! お母さんありがと!!」
このみは嬉しそうにそういって満面に笑みを浮かべた。
まるで飛び跳ねそうな勢いで喜んでいるのが傍目にも分かる。
こうして、地元民で学校からもそう遠くない場所に家があるはずのこのみは、高専寮へとはいることになったのである。
「多摩高専は家から通える距離だけど・・」
母親は、寮に入ってみたいと告げた娘に難色を示した。
「一人暮らしをしてみたいの? 気持ちは分かるけど、大変だよ??」
「うん。でも、同級生の子は海外の高校行っちゃったでしょ?その時に寮生活になるって聞いて、私もやってみたいと思ったの!寮生活-!」
少女・・・このみは、海外留学した同級生の話を聞いて、寮生活に憧れを持ったようだ。
「おじいちゃんとおばあちゃんも、学校の寮なら大丈夫だって言ってくれたよ??」
「そういう根回しが早いの、誰に似たのかしらねえ」
家族からの同意を得ていると胸を張るこのみに、ため息をつく。
「仕方ないわね。身の回りのことを自分でするのもいい経験になるでしょう。ただし、周りの人に迷惑をかけるようなことは駄目だからね??」
「やった!! お母さんありがと!!」
このみは嬉しそうにそういって満面に笑みを浮かべた。
まるで飛び跳ねそうな勢いで喜んでいるのが傍目にも分かる。
こうして、地元民で学校からもそう遠くない場所に家があるはずのこのみは、高専寮へとはいることになったのである。