RECORD

Eno.340 月待 よすがの記録

調査:裏世界に存在する怪奇③

・おおネズミ
大きな鼠の形をした怪奇。個体名「おおネズミ」。
中くらいのものやさらに巨大な個体もいるのだろうか。とりあえず僕が出会ったものは「おおネズミ」。
局の主任は神秘の影響で凶暴化したものだと言っていた。
以下おおコウモリの欄に記載。
無力化した後には「ネズミの尻尾」となる。
誤って尻尾を切り落としてしまったらしい。検体サンプルは綺麗なままを心掛けているのだけれど。
尻尾の辺りは神秘の影響が少ない? 体内の中でも神秘率が低く、脆弱な部位だったのかもしれない。


・おおコウモリ
大きなコウモリ状の怪奇。個体名「おおコウモリ」。
おおネズミと共に京桜工業団地の旧地下鉄駅構内に棲みついている。
この辺りは工場が多く何を製造しているかも分からない。
造られた本が怪奇化もしていたため工場に神秘の影響とやらがあるのだろうと当たりを付けている。
一体何を造っているんだ?
無力化した後には「コウモリの羽」となる。
既にぼろぼろに千切れており、やはり神秘率が低いのだろうか。
であれば末端は神秘の影響が低いと考えられる。神秘の宿る食べ物が由来している?
食べ続けたら僕もああなるのかな。

・フェアリー
妖精の怪奇。個体名「フェアリー」。
人を惑わす「妖精」タイプの存在。
御伽噺にもよく出て来るが、怪奇化したものはそんなメルヘンチックなものじゃないみたい。
御伽噺に出て来るというよりかは、「フェアリーテイル」なのだから妖精が先か? 語源や語学は詳しくない。
無力化した後には「フェアリーパウダー」となる。
妖精の粉。伝承じゃ妖精はこの粉によって飛行能力を得ているらしいが実際はどうなんだろう。
舐めてみたら分かるのかな。妖精種の怪奇は連続して調査してみよう。

・ブラウニー
妖精の怪奇。個体名「ブラウニー」。
フェアリーと共に「旧学生寮回廊」「川沿い公園」で見られる怪奇。
この二つの場所の相関は不明で西部のスポットであることくらい。
興味深い事柄としてはコロニストではこれらの材料を用いてカイロを作っているということ。
無力化した後には「ブラウニーの帽子」となる。
要するにブラウニーの帽子の中にフェアリーパウダーを入れて加工しているのだろう。
ブラウニーの帽子が神秘を逃しにくい素材になっているか、裏世界の素材が微小に神秘を有しているため?
触ってもあまりよく分からなかった。どちらにせよ神秘の保有は本当に少量なのだろう。

・ピクシー
妖精の怪奇。個体名「ピクシー」。
ポルターガイストの原因ともいわれる妖精。
いたずら好きで時に残忍、一般的な妖精という認識に一番近いのはピクシーだと思っている。
無力化した後は「キラキラオーブ」となる。
こういった妖精種を怪奇たらしめているのは何なんだろう?
何かひとつでも起因するものが分かれば連鎖的にすべて暴いていけるといい。


・スプライト
妖精の怪奇。個体名「スプライト」。
精霊という呼び方の方が近いけれど、一応妖精というくくりで調べていく。
個人的にはここの差分は意志の差だと思っている。妖精はいたずら好きで子供や玩具から生まれることが多く、
精霊は逆に自然現象から生じるくくりでこちらの方が多少スピリチュアルだね。
無力化した後は「スプライトの胞子」となる。
ピクシーと共に景観の良いスポットに現れる傾向がある。
スプライトは水や風の精霊と称されることもあるのでそういった由来か。