RECORD
Eno.974 鬼奴愛 楽々の記録
見つけた『楽しい』
―――それは
いつもの帰り道、少し遠回りしてみようと裏道へ入ってみた
――突然
【見たことあるのに、見たことのない場所】に出た
風景はいつも見る北摩の都市…けれど、空の色が、建物の形が、存在する空気が、生物が
全部何かが違った。何が違うのかは理解できない

あまりにも非日常的な光景に、迫りくる謎の存在達(怪奇)に
楽々は逃げた、焦った、恐怖した――――――
だが、数々の非日常から逃げながら
ふと冷静になり、思ったのだ
―――楽々は、こんな刺激を、異常を、非日常を
求めていたのではなかったか?と―――――――
楽々は立ち止まる…恐怖は一瞬でなくなった
そんな事よりもワクワクが勝ってきていたから……
楽々は振り返る……今まで見てきた世界よりも極彩色になった空が、町が、生物が
次々に迫ってくる。だが、楽々はもう恐怖しない
楽々の瞳には、この歪な極彩色の世界が虹色に見えている
自分を喰らおうと近付いてくる怪奇達すら、楽々には愛おしく思えた
その怪奇の牙に、楽々が貫かれようとしていたその次の瞬間

後に楽々も知る事となる神秘管理局なる組織の神秘使いと言われる能力者達が
楽々を襲っていた怪奇達を次々と屠っていった――――
それも、輝く【非日常】の神秘を用いて―――
神秘管理局員達は口々に楽々に話しかける
「また『表』から迷い込んだ一般人か……」
「キミ!大丈夫か?」
「私達が来たからにはもう安心してくれていい…!怖かったろう?」
「まだあっちに一匹怪奇がいるぞ!!」 「逃がすな!一匹残さず狩り尽くせ!」
「この現場を見てしまったからには…残念だがキミも今までの『日常』には戻れないぞ…!」

その様子をただひたすら見ていた楽々の瞳は、今までなかったかのような鮮やかな色に輝いて―――
「――見つけた! 楽しいコト♥」
楽々はまるで新しい玩具を与えられた子供のように、無邪気な笑顔で、その非日常を、神秘を見ていた
いつもの帰り道、少し遠回りしてみようと裏道へ入ってみた
――突然
【見たことあるのに、見たことのない場所】に出た
風景はいつも見る北摩の都市…けれど、空の色が、建物の形が、存在する空気が、生物が
全部何かが違った。何が違うのかは理解できない

あまりにも非日常的な光景に、迫りくる謎の存在達(怪奇)に
楽々は逃げた、焦った、恐怖した――――――
だが、数々の非日常から逃げながら
ふと冷静になり、思ったのだ
―――楽々は、こんな刺激を、異常を、非日常を
求めていたのではなかったか?と―――――――
楽々は立ち止まる…恐怖は一瞬でなくなった
そんな事よりもワクワクが勝ってきていたから……
楽々は振り返る……今まで見てきた世界よりも極彩色になった空が、町が、生物が
次々に迫ってくる。だが、楽々はもう恐怖しない
楽々の瞳には、この歪な極彩色の世界が虹色に見えている
自分を喰らおうと近付いてくる怪奇達すら、楽々には愛おしく思えた
その怪奇の牙に、楽々が貫かれようとしていたその次の瞬間

後に楽々も知る事となる神秘管理局なる組織の神秘使いと言われる能力者達が
楽々を襲っていた怪奇達を次々と屠っていった――――
それも、輝く【非日常】の神秘を用いて―――
神秘管理局員達は口々に楽々に話しかける
「また『表』から迷い込んだ一般人か……」
「キミ!大丈夫か?」
「私達が来たからにはもう安心してくれていい…!怖かったろう?」
「まだあっちに一匹怪奇がいるぞ!!」 「逃がすな!一匹残さず狩り尽くせ!」
「この現場を見てしまったからには…残念だがキミも今までの『日常』には戻れないぞ…!」

その様子をただひたすら見ていた楽々の瞳は、今までなかったかのような鮮やかな色に輝いて―――
「――見つけた! 楽しいコト♥」
楽々はまるで新しい玩具を与えられた子供のように、無邪気な笑顔で、その非日常を、神秘を見ていた