RECORD

Eno.271 鞍馬 北兎の記録

魔法の石笛をつくろう

――なんです、それは?

 開口一番に馴染のジャンク屋から言われた。
知らないから聞いたというのになんとも薄情なものだ。

「なんでも星星の果まで音色が届くらしい。知らないか?」



――うちはジャンク屋ですよ

「ぴったりだろ?」



――ないです

「かーらーのー?」



――ない

「……」



――ですが、魔法の石と呼ばれるものならあります

「買おう! 幾らだ?」



――いつか騙されますよ

「構わない いいから早く出してくれ」



***

「……トルコ石かな?」



 トルコ石を鏃に加工した呪術道具――のイミテーション。
本物ならとても加工はできないが、これならどう扱おうが気兼ねなく出来る。

[稲城通り][雪割荘《伏戸教会北摩支部》]
鞍馬 北兎 [Eno.271] 2025-06-13 20:30:58 No.1837849

>>1836197 >>1835186
おいおいおいおいおい。
見つけただけで満足だと思うかい、この俺が!

 にやりと笑って切るのは大見得。
『なに勝手に結論を出しているんだ』と言わんばかりに。

「拾希は見つけられたんだぜ。この俺が導いたんだ!!
 なら取るべき選択肢は決まってんだろ。一緒に見つけよう!!

 絶対にそんなことはないこの人は何もしてないと貴方は分かっているだろう。
それでも気圧されてしまうかもしれない。

「歌えないなら演奏すればいい。魔法の石笛を貸そうか?
それとも音楽以外にしようか。俺は起用万能だ、何にでも付き合うぜ」

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「可愛い後輩のため、作っちゃいますかっと」