RECORD
Eno.280 黒羽 蒼葉の記録
【黄昏 001】
北摩の裏世界の一角。
様々な組織の人間が怪奇を狩る中、
ゆるりと混じる影が一つ。
他の人間や神秘持ちが戦闘に集中している中、
値踏みをするように場の陰から陰へと移動する。
ふと偶然、その姿を見つけた怪奇が
奇声をあげて飛びかかる。
が。
「…ウッザ」
撃音と共に、その怪奇の姿は吹き飛ぶ。
音に驚いた人々が振り返るが、そこには
既に爆砕した怪奇が消え行くのみだった。
暫くの後。
「レミっち〜? ん〜、だいじょば。
問題ナッスィン」
端末に向けて、軽い言葉。
向こうからは何やらカリカリした声が
聞こえてくるようだが意にも介さず。
「どうせ、そっちもまだまだトキかけるんしょ?
アタシはナらしとくからがんばがんば。
んじゃ、【大佐】にもヨロピコ〜」
「さあて。
どおこにいるのかねえ、【歌巫女】チャンは」
気配は、黄昏の世界に溶け込むように消えた。
様々な組織の人間が怪奇を狩る中、
ゆるりと混じる影が一つ。
他の人間や神秘持ちが戦闘に集中している中、
値踏みをするように場の陰から陰へと移動する。
ふと偶然、その姿を見つけた怪奇が
奇声をあげて飛びかかる。
が。
「…ウッザ」
撃音と共に、その怪奇の姿は吹き飛ぶ。
音に驚いた人々が振り返るが、そこには
既に爆砕した怪奇が消え行くのみだった。
暫くの後。
「レミっち〜? ん〜、だいじょば。
問題ナッスィン」
端末に向けて、軽い言葉。
向こうからは何やらカリカリした声が
聞こえてくるようだが意にも介さず。
「どうせ、そっちもまだまだトキかけるんしょ?
アタシはナらしとくからがんばがんば。
んじゃ、【大佐】にもヨロピコ〜」
「さあて。
どおこにいるのかねえ、【歌巫女】チャンは」
気配は、黄昏の世界に溶け込むように消えた。