RECORD

Eno.241 白衣の女の記録

dia.16. always in parental love 2

「んで、そっちの生活はどーなんだよ。
 なんか面倒事に巻き込まれてやしねーだろな。」


「てるかな。」


「てんのかよ。
 何に巻き込まれてんだ?」


「いやー、一応口止めって言うか、
 勝手に話して回んのはダメ、って言われてんだよね。」


「んだ、そりゃ。止めてねーじゃねぇか、口。」


「隠し事をしてるってコトまで隠せ、とは言われてないんで。」


「んな屁理屈が通用すんのかよ。」


「家族にも何事も無い様に隠せ、なんて高負担行為、やってらんないよ。」


「まぁだいじょぶじゃない?
 紛いなりにも公的機関なんだし、この程度で言い分も聞かずに
 処罰されたりはしないんじゃない?」


「公的機関相手の面倒事だぁ?」


「案外、お母さんも知ってる類のことだったりしてね。」


「木っ端の教授風情に、政府の陰謀みたいな話、吹っ掛けんじゃねぇよ。」


「まぁ如何にかやってるから、気にしないで良いよ。
 如何にかやれなくなったら、頼るから。」


「……まぁ、潰れるまで隠されるよりゃマシか。
 ダメそうなら、さっさと頼れよ。」


「そーなんないことを祈ってるけど、
 そーなったらよろしくね。」




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「ところで、今日はなに咥えてんの?」


「アイスの棒。お前も食うか。」


「暑くなってきたもんねぇ。
 身体冷えるから、私はパス。」