RECORD

Eno.200 確井 政則の記録

自己分析③

名前に趣味。好きな食べ物。悩み事────

知ることは、コミュニケーションの1つだ。

好きなものを知り、共有する。
苦手なものを知り、遠ざける。
問題・課題を知り、解決する。
対人での交流には、いずれも有効な方法だ。

また、情報には傾向というものがある。
情報が増えるほど傾向はより鮮明に、なる。

傾向を把握し、利用する。
そのためには、より多くの情報があるべきだ。

データは裏切らない。とまではいわないが。
正しく情報を知り、正しく情報を使えば、きっと世界は良くなると。
そう考えていた。

「黙秘。覗こうとするもんじゃないよ、敵対行為?」


インターン初めて間もないころ。裏世界で何気ないつもりの質問をした時の返答。
ここで初めて、僕は彼らの"生態"を正しく認識したのだろう。
──彼らを知ることは、彼らにとって加害なのだ。

名前はその神秘の性質を定義し。
誕生日はその神秘の起こりを示し。
好きな食べ物は食性を露わにし。
悩み事は弱点を晒すこととなる。

勿論、データの使い方を誤れば表の世界でも同じではあるが。
裏においては、それが"生態"として作用する。

神秘を暴かれるというのは、対象にどんな影響を及ぼすのか。
それは例えば、人が空気を奪われるようなものだろうか。



…難しいことを聞くな。