RECORD

Eno.636 二三木 多々狸の記録

管理番号 636 - 『た抜き』の踏切への処罰について

 6月19日に監視課に提出された個人の報告により、『た抜き』の踏切 二三木 多々狸(以後、対象怪奇と表記)に対し「表世界での神秘使用、及び特定個人に対する私的かつ非合意の追跡行為」を行った容疑が発生。対象怪奇に召喚を求めた。対象怪奇は通知後、一時間で神秘管理局駐屯地に現れ監視課の審問に応じる。

 対象怪奇は上記の容疑に対し、「表世界での神秘使用」のみを強く否認。支給デバイスとキャリーバッグ、ボストンバッグ、学生鞄及びその身体の精査を行い、事実確認を行ったものとする。
 二日間に渡る審問の結果、対象怪奇に対する処罰は以下の通りとする。

1. 「表世界での神秘使用」の痕跡はいずれの証拠からも確認されなかった為、不問とする。

2. 「特定個人に対する私的かつ非合意の追跡行為」については神秘管理局所属及び調査課としての責任を問うものとし、対象怪奇を除名及び「調査課付属」としての地位に変更する。
  以後、神秘を使う場合には同盟参加者に戦闘協力を行う際及び同盟参加者の合意で制限を外された場合に留まり、これに違反した際にはデバイスより警告及び鎮圧要請が発生するものとする。
  上記に対し、処罰期限は北摩テクノポリスで決められた前期工程修了までとする。

3. 対象怪奇が再度問題を引き起こした場合には、表世界での活動権剝奪を行う。
  上記に対し、執行猶予は北摩テクノポリスで決められた前期工程修了までとする。



『多々狸。お前の学生鞄の中に多数のメモと肌守があった
 対象個人との接触の品だそうだが、どうする』

「……処分をお願いします。あたしには過ぎたまじないでした」