RECORD

Eno.367 日上 晴の記録

記憶

目が覚めたらまたひとりいなくなった。

またひとり、


またひとり、


今度はふたり、



この村に来てから5度目の目覚めで、残っていたのは俺を含めて、3人だけだった。

この村は、何かがおかしかった。
何かおかしいからどんどんいなくなっていくんだ。

そうだ、ここにいると。
ここにいたら、次にいなくなるのはきっと俺だろう。
次目を覚ました時、俺はどこで目を覚ますのだろう。

もしも、次が、



次がなかったら?








怖い、




















嫌だ、





















帰りたい、





















助けて、





























…言ったって、俺を助けてくれる人なんて、いなかった。






































気がついた時は雨の中で、俺はまたあの場所に着いていた。



















そこで俺は意識を失った。