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『かくして神秘を悉く象徴するアラベスク模様の暗号が~』

「銀の鍵の翻訳を終えたが
…… まあ所詮は創作か。突拍子もない」
確かに神秘の名前はあれど
この現代に創作と結びつくような宗教が存在しているとは思えない

「でも、資料はこれしかなかった」
仮に、もし、ここに書いているような事が起きるなら
彼女が贄に捧げられるというならば

「止めなければ」
『
なぜ? なぜ止める必要がある?
君に関係あるのかい ただの後輩じゃないか
自らを危険な立場へ置くことはないだろ』

「あ?」

「俺はよォ」

「諦めが悪いんだよ」

「鍵は絶対に渡さねえからな!!」

「俺はもう傍観者じゃあない
……今度こそ貫き通すんだ」