RECORD
Eno.376 戸羽廻の記録
日常生活で困ったことは無い。
嘘つき鏡は相変わらず嘘しか映さない。
鏡には何も映らない。映る時も全ては滅茶苦茶だ。
映らない事象・その他をそのまま真実と認める。
こちらがそれを認めた時、鏡は嘘を現実にしようとする。
そのように、私は認識している。
鏡は単体では効果を発揮しない。ただ嘘を吐くだけ。
私が鏡像から真実を選んだ時だけ、効果を発揮する。
何度か他者に貸し出したが、効果を発揮しなかった。
ただ事象の変化が私自身の能力かと言われると違う。
鏡と私、その両方が揃った時のみ何かが起きている。
そして、効果には一定の限度があるようにも感じる。
自分を映したらどうなるのか。効果はどうなるのか。
鏡に関する神秘を持つ者なら、誰もが試す事だろう。
理想の自分になれるのか。それとも、消滅するのか。
鏡の中の自分を見た。
冷静に考えてみると理想の自分とは何かという話だ。
そんなものが転がり落ちてきたとして受け取るか?
多分受け取らないだろうが、仮に受け取れるとする。
一旦考えてみる、理想とはなんだと。
今の自分に満足しているかと言われるとそうでもない。
何があれば完璧なのか?困ったことに欲しい物が多すぎる。
より空想的で実現不可能だが欲しいものに焦点を絞ってみる。
それなら一般的な色覚かもしれない。
平凡すぎる答えで思わず笑ってしまう。
人間の色覚には様々な種別があり、私は赤と緑の区別があまりつかない。
日常生活で困ったことは無い。というか困る方が難しいと思う。
21年も生きていればそれで困ることの回避や、形状からの推察が出来る。
例えば
︙
︙
まあ簡単なことだ。
それが解消されたらやりたい事もあると言えばあるのだが。
正常な色覚を持つ自分や、正常とされる色覚で見た世界を想定出来ない。
やはり空想は空想で実現不可能なのだろう。
「今日って誕生日か。22年目になったな」
結局鏡は全く効果を発揮しなかった。
6月24日の適当な時刻、二度寝した。
鏡には何も映らない。映る時も全ては滅茶苦茶だ。
映らない事象・その他をそのまま真実と認める。
こちらがそれを認めた時、鏡は嘘を現実にしようとする。
そのように、私は認識している。
鏡は単体では効果を発揮しない。ただ嘘を吐くだけ。
私が鏡像から真実を選んだ時だけ、効果を発揮する。
何度か他者に貸し出したが、効果を発揮しなかった。
ただ事象の変化が私自身の能力かと言われると違う。
鏡と私、その両方が揃った時のみ何かが起きている。
そして、効果には一定の限度があるようにも感じる。
自分を映したらどうなるのか。効果はどうなるのか。
鏡に関する神秘を持つ者なら、誰もが試す事だろう。
理想の自分になれるのか。それとも、消滅するのか。
鏡の中の自分を見た。
冷静に考えてみると理想の自分とは何かという話だ。
そんなものが転がり落ちてきたとして受け取るか?
多分受け取らないだろうが、仮に受け取れるとする。
一旦考えてみる、理想とはなんだと。
今の自分に満足しているかと言われるとそうでもない。
何があれば完璧なのか?困ったことに欲しい物が多すぎる。
より空想的で実現不可能だが欲しいものに焦点を絞ってみる。
それなら一般的な色覚かもしれない。
平凡すぎる答えで思わず笑ってしまう。
人間の色覚には様々な種別があり、私は赤と緑の区別があまりつかない。
日常生活で困ったことは無い。というか困る方が難しいと思う。
21年も生きていればそれで困ることの回避や、形状からの推察が出来る。
例えば
料理をしないとか
区別を諦めるとか
>>194880
暫しタダについて再考した。意外にも払う方が好きか。
賭け金無しに手に入れた所で、そこに落差は何も無い。
落差は人生の実感に必要なことだ。
5秒の間。
貴方に指された古書を手に取った。『坐礁』
真新しい新書と並べば古さという属性だけが滲む。
どちらも然程の価値が無い。ありふれた本。数ページ捲る。
誰かが挟んだ赤と緑の栞。褪せた赤と緑は区別が付かない。
栞はある意味当たりくじのような顔をしている。
本来、書籍に当たり外れは無い。
読者にとって適当かどうかが強いて言えば。
読まない内から当たり外れは読めない物だ。
特に文句も何も無く。
二冊重ねてカウンターに置いた。
「何円?」
「あと、お前にとってこれは当たり?」
自分にとっての当たりかは別。
肉を焼かないとか
他者の言及を待つとか
>>911301
赤いか、色に言及するときは修正しようと考えた。
「それで本望かよ。本当に?」
語り過ぎてそのまま倒されるのがお似合い。
実際に倒れていた貴方を思い返す。
発声、テーマ、仕草、そんな話をしていたように思った。
少なくとも単純に倒れることを良しとはしない。と考えた。
だから疑うように視線を向ける。
「神秘そのものになったら……私は嬉しくはないな
それって解明される側に回るわけだから」
「解明される側に回って、いずれ消え去る課題の一つに
単純化されるとしたら、それの方が嫌に感じる」
「……いや、嫌ならそうなっても面白いか」
まあ簡単なことだ。
それが解消されたらやりたい事もあると言えばあるのだが。
正常な色覚を持つ自分や、正常とされる色覚で見た世界を想定出来ない。
やはり空想は空想で実現不可能なのだろう。
「今日って誕生日か。22年目になったな」
結局鏡は全く効果を発揮しなかった。
6月24日の適当な時刻、二度寝した。



