RECORD

Eno.608 五稜 拓海の記録

映画見てる時近所の席の租借音が凄くきになる

「ういーっす」



「ん、いいとこにきましたね」



「お?なになに?」



「気晴らしに何か映画でも見ようかと思っていた所です、売店で飲み物とお菓子を買って来なさい」



「人使いの荒いやっちゃなー」



――――――

「いやあ・・・面白かった」ズビビ



「貴方が泣きまくるせいで終盤鬱陶しくて気が散りました」



「あんなん泣くにきまってるやんけ!」



「・・・まあ少し主人公がター坊に似ていましたし、感情移入するのは分からない事も100歩譲ってギリギリもしかしたらよしんばあるかも」



「どんだけ分かりたくないねん」



「・・・貴方もこうゆう無茶をして限界を見誤りそうだなって」



「おいおい、少年漫画畑の俺からしたら限界を超える=さらに強くなるだからね?」



「ター坊らしいですが、ヒロインの女の子は限界突破なんて求めてなかったですよね?ただ、穏やかな日常があればそれで良いんですよ」



「女には理解できんかね?主人公は伝説になって死んだってことが!」



「名声と一瞬の英雄願望は満たせても、ヒロインを月に連れて行ってあげれなかったじゃないですか」



「そうかねえ、ヒロインの月に行きたいだって主人公と二人で行くって行為に刺激的なモンを感じてたんじゃねえの?」



「平坦な人生よりも山あり谷ありな人生を好むは分かりますけどね」


「置いていかれた方は、たまったもんじゃないですが」



「まあなあ、でも相手もそうゆう人間だってわかってたら最終的にアイツは満足していったんだって納得するんじゃね?」



「それじゃあ、私がもし無味無臭な細長い生き方よりも、太く短い生き方を選ぶと言ったらどうします?」



「・・・・・・」


「きっと戸惑ってちょっともたついた事言うだろうけど、お前が許してくれるなら最後までそれに付き合うよ」



「えー?」



「えーってなんだよ!」



「最後が貴方とはなー・・・」



「ひど!だいたい縁起でもねえこというなや!そんな死亡フラグみてえな!」



「さあどうでしょうね、人は何時死ぬか分からないものですし。」


「言いたい事は言えるうちに言っておくべきですよ」



「じゃあ俺といっぱt――――」





「困って下ネタで場を乱そうとするな・・・まったく成長しませんね」



「はい・・・」



「罰としてパピコ買ってきてください」



「またかよ、腹冷やすなよな」