RECORD

Eno.415 天色響の記録

秘匿rec 004

やあ、ヒビキ。

毎日ハコが熱くてうんざりだ。
冷却装置がもっといいものにならないと
茹でうりになってしまう。
まあ、そんな事はさておき。

アオハは僕が起動した時には
既に神秘を得ていた状態だった。
だから、アオハがいつ神秘を得たのかは
ボクには分からない。

ボクが起動したのは2年前の夏、8月12日だ。
因みに事故とやらについてもボクは知らない。
この件についてサーチしようとすると
ガードプロテクトが発動するんだ。
つまり、クレハが意図的に掛けたロックという事になる。

クレハについてボクが知っているのはボクを組み上げた人というだけなんだ。これは、ロックの認識システムにクレハの生体データが使われているから分かった事なんだが。

ただ、一つだけわかる事がある。
クレハはボクを【作ったわけじゃない】。
【組み上げた】だけに過ぎない。
ボクはもっと違う何処かで作られたのだと思う。