RECORD

Eno.279 葦原奏翔の記録

26:半エンダー化の訓練報告書その3【葦原奏翔】

――― 報 告 書 ―――
参加者∶メイドのEVE、葦原奏翔の2名

目的∶EVEの観察及びタイム測定の下、葦原奏翔の半エンダー化の訓練
前回同様、怒りや怨嗟の扱いを極め、半エンダー化自体の扱いの向上や自我の維持を目指す
宮瀬一輝から怒りを受け入れつつ自分で支配するよう言われた為、その路線での行使を目標にしていく
今回は基礎の身体能力
夜鷹の力や神秘を用いた強化による応用を用い、メタフィジカ起動時とどれだけの差があるか比較しつつ慣れさせる事を目的とする


手段∶サカサマスーパーアリーナにてEVEの観察及びタイム測定の下
陸の無知性怪奇5体、空の無知性怪奇5体の計10体を"演奏無し"で相手取る
基礎の戦闘技術及び、夜鷹の力と神秘による強化を用いた応用のみで生まれ出ずる怒りを支配し発露させながらどれだけの対応力、速さや威力などの戦闘力を測る

タイム測定は『半エンダー化した時点〜限界が来てメタフィジカ時の装いに戻った時点』での結果とする


本日の結果

適合した夜鷹の力や神秘の力、怒りの発露などを用い
縮地法による移動
重心や力の抜きを駆使した蹴撃と打撃
怪奇を掴み武器として利用
空には両翼で飛翔しながら対応にて10体の討伐を果たす
その直後に限界による半エンダー化解除
それにより測定タイムは『2分ジャスト』となった
侵食も殆んどなく4割ほどの侵食度だった事から4、5割が怒りを支配しつつ使えるラインと言った所だろう
今後はこの2分を指標とし怒りを向き合い、支配を目指しながら半エンダー化による限界までの時間を延ばすことに努めていく



「……2分か、3回の訓練にしては長く保った方なのかね」


好例の者達がどれだけ長く保てるかは分からないけれど
……何なら伸び代があると考えてもいいのだろうかすら分からん
取り敢えず油断も慢心もせず自分に出来ることを積み重ねていくだけだな
…………後、炎狼の相手の人間を利用した投擲を参考に怪奇を掴んで横薙ぎのフルスイングや翼折り等に利用したのだが
彼奴の方が"投げてるだけ"でよほど人道的な気がしてきてちょっと…うむ
……まあ…利用、する事も大事だよな…そういう事にしよう
というかそうさせて欲しい、こちとら基本ステゴロだし刀剣など武器の扱いやそういった武器を用いる武術なんて学んでないんだからよ―――
嗚呼、何か武器が使えたら良いけどな………生まれてこの方、空手とキックボクシングとサバットくらいで武器を用いた武道は習ってなかったし


・・・道路標識、群生地から何本か貰っていいかな
アレがやけに手に馴染んでいたし

一般的な武器適正が無かったら、アレ引っこ抜いて使わせてもらおう
使ったら…特務心装部…は邪魔だよな…裏でコッソリ、置き場所を確保しておくかな



【葦原奏翔】