RECORD

Eno.504 沸田 悠次郎の記録

番頭日報:36

クラスの奴らと大盛り料理店に行ったぞッ



全ての皿がすごい迫力だった



「あそこまでやっていて経営は大丈夫なのだろうか 美味かったが」



「…」

「クラスな奴らと遊ぶことって初めてかもしれんなッ」



遊び相手はいつも兄貴だった。
どこに行くにしても、兄貴、兄貴って。
だって一番慕っていたし、兄貴もよく来てくれていた。


友達なんていなかった。
そんなものはありもしない。
両親なんていなかった。
そんなものありもしない。
それらがいた気で生きている。
そんなものありもしない。

あにきがいたきがしていた。





──あの人も怪奇だったんだろう。
こちら側で、一緒に過ごした人だった。



「……」



「神秘が、」




暴かれて消えたのだろうか。



そんなはずがないと。

そんなはずないと。