RECORD
Eno.504 沸田 悠次郎の記録
![]()
![]()
![]()
「…」
![]()
遊び相手はいつも兄貴だった。
どこに行くにしても、兄貴、兄貴って。
だって一番慕っていたし、兄貴もよく来てくれていた。
友達なんていなかった。
そんなものはありもしない。
両親なんていなかった。
そんなものありもしない。
それらがいた気で生きている。
そんなものありもしない。
あにきがいたきがしていた。
──あの人も怪奇だったんだろう。
こちら側で、一緒に過ごした人だった。
![]()
![]()
暴かれて消えたのだろうか。
そんなはずがないと。
そんなはずないと。
番頭日報:36
「クラスの奴らと大盛り料理店に行ったぞッ」
「全ての皿がすごい迫力だった」
「あそこまでやっていて経営は大丈夫なのだろうか 美味かったが」
「…」
「クラスな奴らと遊ぶことって初めてかもしれんなッ」
遊び相手はいつも兄貴だった。
どこに行くにしても、兄貴、兄貴って。
だって一番慕っていたし、兄貴もよく来てくれていた。
友達なんていなかった。
そんなものはありもしない。
両親なんていなかった。
そんなものありもしない。
それらがいた気で生きている。
そんなものありもしない。
あにきがいたきがしていた。
──あの人も怪奇だったんだろう。
こちら側で、一緒に過ごした人だった。
「……」
「神秘が、」
暴かれて消えたのだろうか。
そんなはずがないと。
そんなはずないと。