RECORD
Eno.1 梟院 七七七の記録
無理があるんだこの生活は
前回のあらすじ:どうしたって裏には迷ってしまう。
ならばそもそも表と裏を切り分けてしまうのが
いいのではないか?
そうすればすなわち日常に裏は入りこまないということにもなろう。
こうして生まれたのが流離いの裏賭博師、ミス・スリーセブンであったーー
︙
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ーーーーーー
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ーー大問題である。
自分は切り分けができたとても、
他人はそうではないのだ。
そもそも知人ばかりと遭遇するというのも、
場所のことを考えると本当によくないが……
そこはまあさておき。
自分の中での折り合いだから、
人から見たらあからさまに同一人物だし、
まあ妙な人間にも映ろうものだ。
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結局、こうして自らつながりを作ってしまうわけでもある。
(自明ではあるが、この切り分け生活において自ら言うかどうかは、
とても重要なファクターなのだ)
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なるほど、納得である。言い訳としても、
あれば便利だろうな。それは。
前向きに考えるべきだ。切り分けと言い張るならば、余計に。
裏に居場所のない裏の人間だなんて、一体どこにいるんだ?というお話だ。
ならばそもそも表と裏を切り分けてしまうのが
いいのではないか?
そうすればすなわち日常に裏は入りこまないということにもなろう。
こうして生まれたのが流離いの裏賭博師、ミス・スリーセブンであったーー
「ええっ私ぜんぜんだれだかわかんない
知らないサングラスの人」
配慮は……しています。
「ね、これひとりでやると大変」
「こもりもたくさん集まったから」「いっしょにやれてよかった」
「ありがと」「ぶち子先輩」
「……あと、どこかで会ったことある気がするせんぱい」
「サングラスかっこかわいい」
変装中??
ーーーーーー
「……世の中には3人は似た存在がいるという!
およそここでないどこかにもこの私に似た人間がいることも、
また想像に難くないだろう!!!!!……ハハハ!」
「……他人の空似であるからして、な。
私はウラでのみ暗躍する流離いの裏賭博師ことミス・スリーセブン!
その先輩とやらはきっと何も知らずに、
素敵な人生を生きていることだろうーー」
ーー大問題である。
自分は切り分けができたとても、
他人はそうではないのだ。
そもそも知人ばかりと遭遇するというのも、
場所のことを考えると本当によくないが……
そこはまあさておき。
自分の中での折り合いだから、
人から見たらあからさまに同一人物だし、
まあ妙な人間にも映ろうものだ。
「わはは!どこからともなく現れるから、
そのときはまた手を貸そうではないか。
……そうはいってもあちらの彼女も私のコトを知らぬでもないから、
火急の用あればそちらから辿ってもいいがーー」
無理があるんだそもそも、この浅はかな二面には。
「そう考えるとこっちにも安住の地ってやつが必要かもしれんな」
結局、こうして自らつながりを作ってしまうわけでもある。
(自明ではあるが、この切り分け生活において自ら言うかどうかは、
とても重要なファクターなのだ)
「ん」「わかった~」
ゆるゆる手をふり
「セーフハウス」「みたいなの」
「あると結構捗るかも」「内緒話したいときとか」
なるほど、納得である。言い訳としても、
あれば便利だろうな。それは。
前向きに考えるべきだ。切り分けと言い張るならば、余計に。
裏に居場所のない裏の人間だなんて、一体どこにいるんだ?というお話だ。

