RECORD
Eno.271 鞍馬 北兎の記録

鞍馬北兎はとある宗教を追っている。
といっても、大義名分だったり明確な証拠があるわけではない。


――大切な友人が消えてしまう
こんな理由なんて話せたもんじゃない。
人に話せない理由なんて大概はゴミだ。

︙

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「訂正しよう 友人じゃない。
僕は、僕にとって彼女は――」
もうすぐ夜が明ける
イントルーダー -侵入者-

「―― 」
鞍馬北兎はとある宗教を追っている。
といっても、大義名分だったり明確な証拠があるわけではない。

「気に食わない 嫌な予感がする
ただそれだけの理由で、秘匿された宗教を暴こうとしている」

「あるのは状況証拠ばかりで妄想と一笑に付されるものだ。
陰謀論者を笑えないな、こりゃあ」
――大切な友人が消えてしまう
こんな理由なんて話せたもんじゃない。
人に話せない理由なんて大概はゴミだ。

思い出せ あのときの言葉
>>2195479
「一方的な助けでなく、普通の友人の一人として在ってやってくれないか。
僕にはそれが、彼女の望みのように感じるよ」

「普通の友人」
>>2198179
「夜呼だけでなく君にもよい道が開ける事を願っているよ」
伏戸独特の聖印を胸元で切る。
よく見ているのならばそれは鍵の形なのだと認識できるかもしれない。
「隣人の幸せを願う時、貴方も幸せでなくてはならない。
そうでなければ相手の哀しむ姿を見る事になるだろう。
鏡のように、人は人を愛するし哀するのだから……と、また説教臭くなった、すまないね」

「隣人の幸せを願う時、貴方も幸せでなくてはならない」

もういちど考え直せ
友人ごときが干渉するラインを越えていると思わないか?

暴く者 侵入者 立ち入ってよい領域か?
「訂正しよう 友人じゃない。
僕は、僕にとって彼女は――」
もうすぐ夜が明ける
