RECORD

Eno.279 葦原奏翔の記録

28:水面下の策略【葦原奏翔】

「なんっっっで怪奇との鬼ごっこに巻き込まれねばならんのだ…!!」


ギリギリ走りきれたからいいもののクッソ足痛かったし疲れたしで散々だったわ
蒼真、あんの野郎
俺をあの怪奇の中に押し込んでいきやがって…!
絶対、怪奇に何かされてるだろアレは
次に会ったらてか元に戻ったら覚えとけよ…!
具体的にどうするかって言うと、そうだな
考えろ…考えるんだ、俺

\ポンッ/何か閃いたように手を打つ
「………竜胆みたくメイド服になってもらい
土日を部室に過ごしてもらうか?勿論、皆からのお願いを確り聞く感じに
」(???)


もしくは写真撮影して特務心装部のSURFとかに回すでもいいか…?
歌音に頼めば衣装くらいすぐ用意出来るからな…
背格好はまあ、互いに然程大きな差は無いだろうから俺基準の型紙で何とかなるだろう
…5cm差くらいならそう変わらんだろ、多分………
まあ、しっかりした服飾系は専門外である故にコスプレ衣装や配信用の衣装などを手掛けている歌音に任すのが一番だろう
丈はちゃんと長いのを頼んでおいてやる
クラシカル系かヴィクトリアン系がいいかね

「…断じて、断じて断じてそんな趣味はないからな?
友人に手を出すのは正直、本意でもなければやりたくないし
穏便な方法を考えたら此れだなとか………それだけだからな?面白そうだし


誰も居ない部屋で自分にそう言い聞かせていた、断じてを3回強調して
友人蒼真
水面下にて別の意味で危機が迫ってるかもしれないよ



尚、彼はその鬼ごっこにて『全力疾走+様々な障害物を神秘による身体強化・夜鷹の力による身体強化・五線譜ワイヤーや音符弾丸の3要素を用いて28km分走りきった』模様
その距離を全力疾走状態で完走し足の痛みや疲労で済んでいる時点で最早
お前は人間か?と問われても仕方ない距離であった―――



【葦原奏翔】