RECORD

Eno.376 戸羽廻の記録

検証、実験、試行、理解

[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:03:37 No.3650695

……空気の重さと日の赤焼け、なによりも怪奇の気配を強く感じる。
この先は裏世界の中でも混沌寄りの領域のようだ。

混沌の最中に秩序を引く。
秩序の参照先は、鏡の中。
鏡の中、鏡像は嘘を吐く。
嘘をそのままに承認する。

「所詮この鏡は、嘘吐くだけしか能が無い」

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:03:50 No.3650706
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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:07:35 No.3650960

神秘研究者、というと面白そうな相手ではある。
そんな研究員は表の世界には居ないし、
研究している場がこのような古戦場であるはずがない。

手元の鏡は嘘を吐く。
光の反射、鏡映対称を否定している。
鏡には何も映っていない。
誰も居ない。誰も居ない状態を承認する。

「100円で間違い無えって会社の連中も言ってたしな」

これは100円で買い戻したものだ。
現代社会においては水一本分にも満たない額。

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:07:46 No.3650976
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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:12:58 No.3651331

風景を改めて見る。
空は橙色、裏側は常にそうだ。
鏡の中の景色を見る。空は青い。時折橙色を示す。
神秘率は71.6%を示している。
空の青の出現頻度は30%前後、非神秘の状態を表示しているのか。

そうでもない。鏡は嘘を吐いている。

目の前のバッターがバットを振るまだ来ない景色。
目の前のバッターが見えない表側的に正しい景色。
目の前のバッターが倒れた、裏側的に未来の景色。
そのどれもが機嫌を取るように切り替わっていく。

切り替わる。最も自分に都合の良い景色を認める。

「鏡そのものは、銃の引き金に過ぎない」

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:13:18 No.3651348
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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:18:02 No.3651703

「私が見て、選択するのが最も重要な意味を持っている」

と考察するのが良いだろう。
鏡は単純に嘘を吐き続けているだけだ。

単純に嘘を吐き続けている。
と決定付けてしまうのも雑に思えるが。

この鏡の素材は本当に金属なのか。
この鏡は本当に鏡なのか。
鏡以外の何かを鏡と認識しているだけではないのか。

思考を一旦棚に仕舞う。
全てを解明しきって、完全に機序を理解してしまった時。
それはいまだ神秘と言えるのか?

足下を掬われる程度に。
信頼を裏切られる程度に。
法則を理解できないままでなければならない。

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:18:19 No.3651742
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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:24:44 No.3652150

さて、鏡の効果の範囲はどこまで及ぶのか。
それはおおよそ視界に捉えられる全て。

実在している物が今ここに存在しないと、
手放しに、何も無しに考えるのは難しい。
実体を持つ怪奇達は、目の前に存在する。

なので鏡の見せる景色を参照先に選ぶ。
鏡の見せる景色が真実だと決めつける。

数歩先に自分が映る。

「自分に効果あるの素直にイヤなんだよな」

姿形はそのままに、座標だけが異なる景色を承認する。
ここで姿形が違う物を選んだらどうなるのか。
試したが何も起きなかった。
何も起きない場面があることが、やや不穏当。

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:25:11 No.3652180
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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:29:52 No.3652480

反転歩行。足下が逆に動かされたような心地。
地面を蹴って歩いたのに空中を蹴ったような。
物理的な経路を飛び越えて、靴が地面を踏む。
ようやっと、安定した物理法則の世界に戻る。

「後ろのヤツは気にせず目の前のに集中……」

背後に構えるピッチャーを無視して鏡を前へ。
世界が焼けた後の光景、何も居ない夜の風景。
何でも良い。目の前の景色が否定されるなら。

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:30:32 No.3652510
マジックレーザー:
30

[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:36:19 No.3652891

「無意識にそんなはずはないと思っている?もしくは……」

自分が信じ切れていない、突拍子も無さ過ぎる風景や状態。
それは世界に反映され難い。星が落ちて来たその後なんて。

星が空に見えないのにそんな状態になり得ない。今の所は。
分かっている。既に分かっている。それは非科学的な風景。

非科学的が過ぎる風景を、自分はそうと強く言い切れない。
承認し難いと考えている。承認のプロセスから落ちている。

「所詮嘘だから、信頼に値しない情報と、考えている……」

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:37:07 No.3652950
エーテルブラスト:
50

[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:45:08 No.3653433

それらは全て空想だと考える。
目の前の全、目に映る物の全。

無い物は無い。科学的に考える。

人体模型は動かない。
神秘の研究者は居ない。
ピッチャーマシンは機械。

誰にでも出来るだろう普遍的な神秘。
それは視線を向け、勝手な認識をする事。

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 00:48:28 No.3653578

「実際に、具象として形而下に効果を及ぼす邪視」

「それは多分」

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 00:48:52 No.3653595
エーテルブラスト:
50

[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 01:12:57 No.3654738

「まあ、全てを語らなくてもいいだろう」

「私は常に否定する者だ、とでも言ってやった方が良いか?」

歪んだ理解を、押し付ける。
その程度は誰にでも出来る。
誰でも出来る事をしている。

「鏡は判断材料でしかない」

間違った理解を相手に押し通す。
見えている表世界の法則で無理に理解する。
理解した法則・状態をその場に当てはめる。
その法則上に存在出来ない物は排除される。
それが十分に達成可能であれば達成される。

人の理解や決めつけは時に強固だ。
これが神秘なのは、過程が無視されるから。
この神秘に物理的な過程は存在しない。
過程はスキップされている。

より簡単に言うならば。
都合のいい真実を鏡から選び取れば為される。

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 01:13:12 No.3654749
エーテルブラスト:
50

[system] [][不明領域07『語られぬ古戦場B』] 2025-07-13 01:13:12 No.3654750

エリア内の敵を一掃しました!

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[][不明領域07『語られぬ古戦場B』]
戸羽 [Eno.376] 2025-07-13 01:21:30 No.3655144

踵を返す。
後には何も残らない。それが正常な景色。

鏡は今も嘘を吐いている。
今も健在な怪奇達が蠢く様子を映す。そんなものは存在しない。
存在しないと一笑すれば鏡は拗ねたように鏡像を消した。

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