RECORD
Eno.367 日上 晴の記録
記憶
嘘だ。
そんな世界、あり得ない。
これは悪い夢だ。
気がついたら、雨の中にいた。
早く残っている二人と合流しないと。
まだいるはずだ。いるはずだよな?
俺は走って戻って行った。
その道の途中で、人影が見えたから立ち止まった。
二人のうちのどちらかだろうか、
もしくは、今まで見なかった村人か。
何にせよ、あの人に助けを求めないと。
俺は助けを求めるために駆け寄った。
それが、間違いだった。
「……!!」
だってその人影は、遠くから見たら人の形をしていたのに、
なのに、近づいてみたらその人影は、
向日葵頭の、化物だったから。
その化物がこちらに向かって手らしきものを伸ばしているのが見えた時は、足が震えて動けなかった。
もしかして、いなくなった人たちはみんなこの化物に襲われたのではと思ったのもこの時だったけど、初めて目の当たりにするソレが恐ろしく思ってしまったから、逃げたくても逃げられなかった。
終わった。
そう思った時、目の前で化物が雨に貫かれた。
そんな世界、あり得ない。
これは悪い夢だ。
気がついたら、雨の中にいた。
早く残っている二人と合流しないと。
まだいるはずだ。いるはずだよな?
俺は走って戻って行った。
その道の途中で、人影が見えたから立ち止まった。
二人のうちのどちらかだろうか、
もしくは、今まで見なかった村人か。
何にせよ、あの人に助けを求めないと。
俺は助けを求めるために駆け寄った。
それが、間違いだった。
「……!!」
だってその人影は、遠くから見たら人の形をしていたのに、
なのに、近づいてみたらその人影は、
向日葵頭の、化物だったから。
その化物がこちらに向かって手らしきものを伸ばしているのが見えた時は、足が震えて動けなかった。
もしかして、いなくなった人たちはみんなこの化物に襲われたのではと思ったのもこの時だったけど、初めて目の当たりにするソレが恐ろしく思ってしまったから、逃げたくても逃げられなかった。
終わった。
そう思った時、目の前で化物が雨に貫かれた。