RECORD

Eno.81 竹田コンスタンティンの記録

6.寂しさを埋める術



 あなたがたは強く、かつ勇ましくなければならない。
 彼らを恐れ、おののいてはならない。あなたの神、主があなたと共に行かれるからである。
 主は決してあなたを見放さず、またあなたを見捨てられないであろう」。

 モーセはヨシュアを呼び、イスラエルのすべての人の目の前で彼に言った、
 「あなたはこの民と共に行き、主が彼らの先祖たちに与えると誓われた地に入るのであるから、あなたは強く、かつ勇ましくなければならない。あなたは彼らにそれを獲させるであろう。
 主はみずからあなたに先立って行き、またあなたと共におり、あなたを見放さず、見捨てられないであろう。恐れてはならない、おののいてはならない」。


 ―旧約聖書申命記31章5節から8節(新共同訳)



 寂しさを埋めるために、祈る。
 寂しさを埋めるために、学ぶ。
 寂しさを埋めるために、語る。

 自分がこれほど孤独に弱いとは思っていなかったから、自分への困惑がある。
 主への祈りと信仰は曇りなく真実であり、そこに疑いはないのに、孤独を感じる。
 部員のみんながいてくれるのに、どうして私は孤独を感じてしまうのだろう。

 真に孤独というわけではないのに、私は孤独を感じ、孤独によって寂しがる。
 主への信仰は揺るぎない。ではなぜ、ここまで寂しさを感じるのだろうか。
 愛によってこの孤独を感じているのなら、それはどうして?

 考えて、考え、考える。
 筋トレをしてシャワーを浴びて、ビールを飲んで考える。
 広すぎるベッドに体を沈めてから、ようやく一つ、考えが纏まる。

 私は彼女がどこかに行ってしまうのではないかと、恐れている。
 その恐れのせいで、私は彼女を疑ってしまっている。愛しているのに、疑念を持っている。
 眼鏡を外して、ベッドに仰向けで寝たまま、十字を切って、祈る。

 私は、主を信じております。
 私は、愛を信じております。
 主よ、どうか私に導きを。