RECORD
Eno.1461 篠崎 駿の記録
過去
俺は何をしようとしていたのだろう、自分の過去を聞いてくれた大切な子を俺を傷付けた。自分の正体を明かしその上で彼に殺されようとした。
でも、一瞬見せた隙にもう一人の自分が入り込んだ。
俺は彼を殴り飛ばした、彼の骨が折れる音がした。
僕は焦った、殺してもらおうとした。子を逆に殺しかけてしまった。そして、その時に彼のそばにいた黒犬に彼の過去を教えてもらった。父親を──親を殺しかけたという過去をそれを聞いて俺は罪悪感と同時に吐き気を覚えたそんな過去を持っていた少年の手で殺してもらうとする自分にそして僕はそんな気持ちを抑えつつアザーサイドコロニストの医務室に運んだ。
そこで彼の恋人を見つけた、前に一緒に喫茶店に来てくれた。礼儀正しい子だった。
そんな彼女が向ける冷たい視線が心が刺さった。
しかし、それと同時に彼女が一生懸命に彼を心配する姿に自分の過去と照らし合わせてしまった。
冷たくなった恋人の手を思い出していても経ってもいられなくなり力を使った。
自分の寿命を代償に彼の受けた負傷を自らの体に移すという能力だった。
幸い痛みは無かった。いや、痛みすら感じなくなってきたていうのが正しいだろうか、彼は目覚めた、だが、彼は自らの手を持っていた武器で刺そうとした。
俺は触手を伸ばして彼の手を止めた、そして、彼の恋人が武器の刃を持ち止めていた。
暫く彼が項垂れているとある事が分かった。
彼は喋れなくなってしまっていた、彼はトラウマを抉られたショックで失語症になってしまった。
僕は彼から何もかも奪ってしまった。彼は事の顛末を紙に書いたしかしそれは彼に非がある様な書き方だった。
それを見て僕は声を荒らげてしまった。声を荒らげた自分を見る彼の目は温度がなく冷たかった。
その後しばらく距離をとる事になった。けど、喫茶店には帰れなかった。雪ちゃんに自分の正体がバレるのが怖かった。
あの子のお父さんは怪異に殺された、俺は目の前に居たのに何も出来なかった。
葬式の時の彼女の声が泣き声が頭の中にこだました。
俺は震える手で彼女に連絡した。しばらく帰れないから、店番を頼むと彼女はいつもと変わらない明るい口調で分かったとだけ言った。
彼女と連絡をとった後に俺は逃げるように裏世界の下水道に逃げ込んだ。
重い体を引き摺りながら動いている内に手から灰が落ちていく、まるで砂時計が時を刻む様に落ちていく、慌ててポケットから抑制剤を打ち込んだ。
もはやこの体はあと数年持てば良い位だろう薬の効果も段々と薄くなってきた。
段々と僕の意識が化け物としての自分に乗っ取られる感覚がしていく、そして僕は髪の毛をちぎって青い蝶にした。
『ラッキーバタフライ』それは特異的な怪異が使う特集な能力だ、本来の使用用途は偵察や相手をおびき寄せる役割だ、これで暫く店や見知ってる人の様子を観察しよう、そういう考えだった。
蝶を放った後に眠りにつく事にした。
水が滴り水面に落ちる音を聞きながら、母はよく歌ってくれた子守り歌を思い出した。
母の優しい声を思い出し悪夢と頭の中の声をかき消してもらいながらようやく眠りにつくことが出来た。
あの頃の思い出を噛み締めながら
でも、一瞬見せた隙にもう一人の自分が入り込んだ。
俺は彼を殴り飛ばした、彼の骨が折れる音がした。
僕は焦った、殺してもらおうとした。子を逆に殺しかけてしまった。そして、その時に彼のそばにいた黒犬に彼の過去を教えてもらった。父親を──親を殺しかけたという過去をそれを聞いて俺は罪悪感と同時に吐き気を覚えたそんな過去を持っていた少年の手で殺してもらうとする自分にそして僕はそんな気持ちを抑えつつアザーサイドコロニストの医務室に運んだ。
そこで彼の恋人を見つけた、前に一緒に喫茶店に来てくれた。礼儀正しい子だった。
そんな彼女が向ける冷たい視線が心が刺さった。
しかし、それと同時に彼女が一生懸命に彼を心配する姿に自分の過去と照らし合わせてしまった。
冷たくなった恋人の手を思い出していても経ってもいられなくなり力を使った。
自分の寿命を代償に彼の受けた負傷を自らの体に移すという能力だった。
幸い痛みは無かった。いや、痛みすら感じなくなってきたていうのが正しいだろうか、彼は目覚めた、だが、彼は自らの手を持っていた武器で刺そうとした。
俺は触手を伸ばして彼の手を止めた、そして、彼の恋人が武器の刃を持ち止めていた。
暫く彼が項垂れているとある事が分かった。
彼は喋れなくなってしまっていた、彼はトラウマを抉られたショックで失語症になってしまった。
僕は彼から何もかも奪ってしまった。彼は事の顛末を紙に書いたしかしそれは彼に非がある様な書き方だった。
それを見て僕は声を荒らげてしまった。声を荒らげた自分を見る彼の目は温度がなく冷たかった。
その後しばらく距離をとる事になった。けど、喫茶店には帰れなかった。雪ちゃんに自分の正体がバレるのが怖かった。
あの子のお父さんは怪異に殺された、俺は目の前に居たのに何も出来なかった。
葬式の時の彼女の声が泣き声が頭の中にこだました。
俺は震える手で彼女に連絡した。しばらく帰れないから、店番を頼むと彼女はいつもと変わらない明るい口調で分かったとだけ言った。
彼女と連絡をとった後に俺は逃げるように裏世界の下水道に逃げ込んだ。
重い体を引き摺りながら動いている内に手から灰が落ちていく、まるで砂時計が時を刻む様に落ちていく、慌ててポケットから抑制剤を打ち込んだ。
もはやこの体はあと数年持てば良い位だろう薬の効果も段々と薄くなってきた。
段々と僕の意識が化け物としての自分に乗っ取られる感覚がしていく、そして僕は髪の毛をちぎって青い蝶にした。
『ラッキーバタフライ』それは特異的な怪異が使う特集な能力だ、本来の使用用途は偵察や相手をおびき寄せる役割だ、これで暫く店や見知ってる人の様子を観察しよう、そういう考えだった。
蝶を放った後に眠りにつく事にした。
水が滴り水面に落ちる音を聞きながら、母はよく歌ってくれた子守り歌を思い出した。
母の優しい声を思い出し悪夢と頭の中の声をかき消してもらいながらようやく眠りにつくことが出来た。
あの頃の思い出を噛み締めながら