RECORD
Eno.286 薄紅詠十の記録
花霞
こんな所に書く事なんてなんもない。
なのでこれは俺の独白。独り言で、話し終われば記憶以外に残らないような事だ。
4月。
そこそこ真面目なのが功を奏し、何事もなく進級。
裏世界にはじめて足を踏み入れる。
その時は余りの事に、アニメのイベントでもやってたんかなと、そんな風に思っていた。
思いたかった、というのが近しいかもしれない。
家庭の事情で1人引っ越す事になったばかりで、忙しかったし。
非日常に憧れる所はあるものの、まあこっから現代忌憚ファンタジーもアツいよなと思うものの、こちらから動く事はなかった。
5月。
新居に引っ越して数日。
部屋の片づけも粗方終わり、ようやく一息ついたその日。
実家に忘れ物をした事に気付いて、モノレールに乗り西区にやってきた。
大通りから1つはずれ、2つはずれ。
住宅街をいくらか歩きショートカットしようと路地を行く。
だからそこは、ガキの頃から使いまくってた道で
俺にとって庭みたいなもんで
だから
見知った街並みが見知らぬ形に置き換わる。
その時感じた腹の底から冷えるような恐怖は、きっと生涯忘れない。
その後出会った怪奇より、神秘より
俺にとってはその光景こそが一番恐ろしかったのだ。
別に、分かって入る分には怖くもなんともないけどね。
なのでこれは俺の独白。独り言で、話し終われば記憶以外に残らないような事だ。
4月。
そこそこ真面目なのが功を奏し、何事もなく進級。
裏世界にはじめて足を踏み入れる。
その時は余りの事に、アニメのイベントでもやってたんかなと、そんな風に思っていた。
思いたかった、というのが近しいかもしれない。
家庭の事情で1人引っ越す事になったばかりで、忙しかったし。
非日常に憧れる所はあるものの、まあこっから現代忌憚ファンタジーもアツいよなと思うものの、こちらから動く事はなかった。
5月。
新居に引っ越して数日。
部屋の片づけも粗方終わり、ようやく一息ついたその日。
実家に忘れ物をした事に気付いて、モノレールに乗り西区にやってきた。
大通りから1つはずれ、2つはずれ。
住宅街をいくらか歩きショートカットしようと路地を行く。
だからそこは、ガキの頃から使いまくってた道で
俺にとって庭みたいなもんで
だから
見知った街並みが見知らぬ形に置き換わる。
その時感じた腹の底から冷えるような恐怖は、きっと生涯忘れない。
その後出会った怪奇より、神秘より
俺にとってはその光景こそが一番恐ろしかったのだ。
別に、分かって入る分には怖くもなんともないけどね。