RECORD

Eno.721 黄金ルリの記録

また明日

何気ない会話と「また明日」の約束。
とても嬉しい約束。


……本当に明日があるのか薄らとした不安を拭えないけれど、「また明日」の言葉で希望を繋いで過ごしている。

心を落ち着けるための手仕事も、今こんなことに時間を使ってしまっていいのか、他にできることがあるんじゃないかと思う気持ちが混ざってしまうし、何をどうして過ごすのが正しいのかと、無駄な正解を探して結局足踏みしている。


「また明日」


何気ない挨拶。
そして、また置かれる距離。

また、危ないことに関わってるのかな?
やっぱり教えてはもらえなさそう。
聞いたら教えてくれるのかな?はぐらかされるのかな?どっちだろう。


「神秘らしい神秘がない」
ずっと棘のように残ってる言葉。

私に何か力があって、それでも置いていかれるのなら、もう少し自惚れた気持ちにだってなれたのに。

力不足、役立たず、足手纏い…

浮かぶ言葉を必死で打ち消しながら、自分だけの何かを探している。

神秘の力が欲しいんじゃない。本当に欲しいものは別のもの。


風邪の時にみる悪夢。

私の周りのみんなが、私だけ置いて、何も言わずにどこかへ行ってしまう。


それが怖くて、私は明日も見当違いの自分磨きを続けるのだろう。
ほんの少しでも、あなたの目にとまりますように。
悪足掻きする今の私が。


……体調悪い時とお腹空いてる時はネガティブになってよくないね、笑顔笑顔!明日はあったかいもの食べようそうしよう。