RECORD
Eno.2653 八百津 智慧の記録
これは報告書でも,ましてや論文として出すわけでもない.
あくまで私が神秘研究にあたり考えたことを私のために書き留めている,考察か,はたまた妄想のたぐいか.ただの雑記と称したほうが正しいかもしれない.
誰に見せる予定もないが,もしこれを読んだあなたがどんな考えを巡らせたかは知りたいところではある.
本題の,神秘について考えてみる.
『神秘』:既存科学を凌駕する未知の事象・生物・構造物・エネルギーの総称
神秘管理局が制定した内容は,かなり広範囲のものを指している.
それほど,科学から外れた物事がこの世には多い示唆だろう.
なので私はまず『事象』について焦点を絞ることにした.
『事象』:ある事柄によって生じる結果
私としては確率事象の話が身近だが,それは後にしよう.
神秘事象はその原理が不明なことから未知とされるが,「何が起きたか」という結果は,それによって生じた影響という視点からでも観測することができるだろう.
そのため『神秘』という『事象』を紐解く場合に「どうやって起きるか」よりも「なぜ起きるか」に私はまず目を向けることとした.
正直,この言葉選びに意味はそこまで無い.
事象についてミクロで捉えるかマクロで捉えるかという意識付けのためだ.
さて,まずは神秘に限らず事象が起きるための要素を並べよう.
まずは動力,エネルギー.
何かが起きるには,きっかけとなるものが必要だ.どんな事象にしろ原動力はある.
生命が活動するための栄養や酸素,太陽光や地球の自転,機械を動かすための電気など,例えはいくらでも.
次に機構.
エネルギーを受けて,異なる働きへと組み替える変換器と表現しても良い.
人が行う日々の活動もそうだし,電気に限っただけでも世の中の家電は多種多様な働きをしている.
シンプルに事象を示すなら,要素はこの二つでいいだろう.
事象をP,機構を関数Fとして入力であるエネルギーをeとすれば
P = F(e)
と数式で書き出せる.
もちろん,機構Fの内部的仕組みやエネルギーeがどのように発生するかを展開するのは現代科学でも可能であるだろうが,それは科学的に解明された事象Pに限ることであり,この話の本題ではない.
何なら,魔法というファンタジーも魔力というエネルギーと呪文や魔本という機構で生じるとすれば先程の式で言えてしまう.
話を神秘に戻す.
神秘事象に当てはめるなら,エネルギー自体も神秘の内と言える場合があるが別物として,今回は仮称『神秘エネルギー』とする.
単一のものなのか,複数あるのか.外部から受けるものか内部から発生するものかなど様々だろう.
機構については,これはもはや固有の性質と言ってもいい.
肉体や物質,果ては土地といった空間に先天・後天性で持ち合わせた神秘行使機構としての器.
そして神秘事象に特有の要素として『神秘率』がある.
『神秘率』:神秘の帯びている量や度合い
神秘率には肉体・物体が持つ神秘率(= 内的神秘率)と,環境がもつ場の神秘率(= 外的神秘率)がある.
場の神秘率はその大小で神秘事象に影響を与えることは分かっている.
物質が内包する神秘率が神秘事象の起こりに対してどの程度関係するのか明確ではないが,怪奇という存在が神秘率の高い生物とするのであればこちらの神秘率も影響するのだろう.
さらにもう一つ.解明されるほど,普及されるほど神秘は弱まるという性質.神秘事象の普遍化である.
認知率,解明度,普遍度合いなど,一単語で言い表せる言葉は多いが,今は仮に『普遍率』としておこう.
私はこれを『距離』と呼ぶが,それについてはまた改めて書くとする.
判明している要素を用いて神秘事象 Mとすると,以下のように記すことができる.
M(F, x, y, z, α) = (1 - α) F(x) y z
F:神秘行使機構
x:神秘エネルギー
y:内的神秘率
z:外的神秘率
α:普遍率
これがシンプルに表した神秘事象の形だろう.
普遍率が高い(α が1に近づく),もしくは外的神秘率が低い(z が0に近づく)と神秘はその力を発揮できない(無論,単純な乗算で表せるかも不明だが).
内的神秘率については0に近くとも外的神秘率ほど神秘行使自体への影響が少ないと予想されるため,ある程度の定数が足されていると見ているがここでは記載を省略している.
長くなったが,これら式や変数は成り立つのか,成り立つのであればなぜなのか.
私の神秘研究のスタートラインはここである.
最も,このような数式ベースな考えは誰でも思いつくだろうし,ましてや神秘を解明するのに既存の学問からなぞっていてはいつまでも見えてこないかもしれない.
私は凡人だ.天才のような発想や洞察力なんて持ち合わせていない.
だから,今ある手で試行して観測して,失敗したらその理由を考えて改善してまた試す.それを何度も泥臭くやっていくしかない.
この研究が,先に無駄となることを祈りながら.
神秘に対する考察、または雑記 #001
これは報告書でも,ましてや論文として出すわけでもない.
あくまで私が神秘研究にあたり考えたことを私のために書き留めている,考察か,はたまた妄想のたぐいか.ただの雑記と称したほうが正しいかもしれない.
誰に見せる予定もないが,もしこれを読んだあなたがどんな考えを巡らせたかは知りたいところではある.
本題の,神秘について考えてみる.
『神秘』:既存科学を凌駕する未知の事象・生物・構造物・エネルギーの総称
神秘管理局が制定した内容は,かなり広範囲のものを指している.
それほど,科学から外れた物事がこの世には多い示唆だろう.
なので私はまず『事象』について焦点を絞ることにした.
『事象』:ある事柄によって生じる結果
私としては確率事象の話が身近だが,それは後にしよう.
神秘事象はその原理が不明なことから未知とされるが,「何が起きたか」という結果は,それによって生じた影響という視点からでも観測することができるだろう.
そのため『神秘』という『事象』を紐解く場合に「どうやって起きるか」よりも「なぜ起きるか」に私はまず目を向けることとした.
正直,この言葉選びに意味はそこまで無い.
事象についてミクロで捉えるかマクロで捉えるかという意識付けのためだ.
さて,まずは神秘に限らず事象が起きるための要素を並べよう.
まずは動力,エネルギー.
何かが起きるには,きっかけとなるものが必要だ.どんな事象にしろ原動力はある.
生命が活動するための栄養や酸素,太陽光や地球の自転,機械を動かすための電気など,例えはいくらでも.
次に機構.
エネルギーを受けて,異なる働きへと組み替える変換器と表現しても良い.
人が行う日々の活動もそうだし,電気に限っただけでも世の中の家電は多種多様な働きをしている.
シンプルに事象を示すなら,要素はこの二つでいいだろう.
事象をP,機構を関数Fとして入力であるエネルギーをeとすれば
P = F(e)
と数式で書き出せる.
もちろん,機構Fの内部的仕組みやエネルギーeがどのように発生するかを展開するのは現代科学でも可能であるだろうが,それは科学的に解明された事象Pに限ることであり,この話の本題ではない.
何なら,魔法というファンタジーも魔力というエネルギーと呪文や魔本という機構で生じるとすれば先程の式で言えてしまう.
話を神秘に戻す.
神秘事象に当てはめるなら,エネルギー自体も神秘の内と言える場合があるが別物として,今回は仮称『神秘エネルギー』とする.
単一のものなのか,複数あるのか.外部から受けるものか内部から発生するものかなど様々だろう.
機構については,これはもはや固有の性質と言ってもいい.
肉体や物質,果ては土地といった空間に先天・後天性で持ち合わせた神秘行使機構としての器.
そして神秘事象に特有の要素として『神秘率』がある.
『神秘率』:神秘の帯びている量や度合い
神秘率には肉体・物体が持つ神秘率(= 内的神秘率)と,環境がもつ場の神秘率(= 外的神秘率)がある.
場の神秘率はその大小で神秘事象に影響を与えることは分かっている.
物質が内包する神秘率が神秘事象の起こりに対してどの程度関係するのか明確ではないが,怪奇という存在が神秘率の高い生物とするのであればこちらの神秘率も影響するのだろう.
さらにもう一つ.解明されるほど,普及されるほど神秘は弱まるという性質.神秘事象の普遍化である.
認知率,解明度,普遍度合いなど,一単語で言い表せる言葉は多いが,今は仮に『普遍率』としておこう.
私はこれを『距離』と呼ぶが,それについてはまた改めて書くとする.
判明している要素を用いて神秘事象 Mとすると,以下のように記すことができる.
M(F, x, y, z, α) = (1 - α) F(x) y z
F:神秘行使機構
x:神秘エネルギー
y:内的神秘率
z:外的神秘率
α:普遍率
これがシンプルに表した神秘事象の形だろう.
普遍率が高い(α が1に近づく),もしくは外的神秘率が低い(z が0に近づく)と神秘はその力を発揮できない(無論,単純な乗算で表せるかも不明だが).
内的神秘率については0に近くとも外的神秘率ほど神秘行使自体への影響が少ないと予想されるため,ある程度の定数が足されていると見ているがここでは記載を省略している.
長くなったが,これら式や変数は成り立つのか,成り立つのであればなぜなのか.
私の神秘研究のスタートラインはここである.
最も,このような数式ベースな考えは誰でも思いつくだろうし,ましてや神秘を解明するのに既存の学問からなぞっていてはいつまでも見えてこないかもしれない.
私は凡人だ.天才のような発想や洞察力なんて持ち合わせていない.
だから,今ある手で試行して観測して,失敗したらその理由を考えて改善してまた試す.それを何度も泥臭くやっていくしかない.
この研究が,先に無駄となることを祈りながら.