RECORD

Eno.2978 猫崎 匣乃の記録

猫崎 匣乃 について。

猫崎 匣乃の両親は彼女が行方不明になった翌年に心中をしている。

親戚の類も交流は無かったらしく、猫崎家は疎まれているきらいがあったそうな。

故に、猫崎 匣乃は天涯孤独の存在になった。

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アザーサイドコロニストにて、里親として引き取ったのは鬼の夫妻だ。
曰く、「子どもに恵まれなかったから」だとか。

実際、家族仲は良好となった。

…鬼という好戦的な種族なのが気がかりだったが。

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1年後でも、上手くやっているそうだった。

一応、面談として上手くやっているか養父に聞いてみた…
すると、彼はこう答えた。

「あぁ、アイツは上手くやっているよ。まさか、俺を降すとはな、がははは!!!」

…調子よく答えたものだから、どういうことか問い詰めると。

「ほら”裏”のもんになるんだから、ある程度『強さ』は必要だろ。」
「だから、稽古をつけてやろうと。その預かっている不思議な革鞄も使っていいからさ。なんつって。」
「そしたら、アイツ。『ぼく、結構自信あるけど』なんて答えんのよ!」
「だから、ある程度手加減するつもりだったが、一戦交えてやったのよ。」
「不思議なヤツだ。革鞄から出てくる獲物は玩具から大槍までなんでも出したが…」

「まさか、最後には怪異斬りの名刀まで持ってくるとはたまげた!!!さすがに洒落にならんから待ったをかけちまったよ全く」


はぁ。
怪我とかは無いようで何よりだったが。
まさかね。