RECORD

Eno.452 夢々蜜 夜遥の記録

日記34

何も言わないのだけはやめようと思って結局言わなかった。
自分の能力も、正体も。

しおりに書かれた“常備薬“というチェック欄を眺めながら
いつも持ち歩いてる自分専用の“常備薬“を眺める。

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紗耶 [Eno.305] 2026-02-26 20:53:45 No.8495631

「というか、そもそも理由はわかってるの?
 さっきいじってた栞と関係ある?」

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鞍馬 北兎 [Eno.271] 2026-02-26 20:54:48 No.8495641

「人とは、異なる環境へ赴くと体調を崩しやすい。気温が合わない、食が進まない……小さなストレスが積み重なり異変をきたすんだ。

 それらひっくるめて"水が合わない"と呼ぶ。
夜遥にとって海外の水は苦かったようだね」

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きっと、表世界っていう“水が合わない“んだろうなと思った。
此処はまだすぐに泳げる場所があるからいいけれど、他は知らない。
遠ければ遠いほど、“水が合わない”

言えば良かったのか、自分が何者かどうかって。
若しくは他の奴みたいに理由をつけて行かないとか?
適当な理由が見つからないから無理だろ、一度旅行に行った身が。

……多分言ったところで受け入れる奴が殆どだとは思ってる。
クラスメイトが良い例だ。
良い人ばかりで、裏のことを知っても最近は結構簡単に受け入れてる。

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紗耶 [Eno.305] 2026-02-26 20:42:46 No.8495527

「もし誤魔化したら、同じように誤魔化されたとき
 何も言えなくなっちゃうよ」

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──それでも、耳が痛いなあって思っていても口を開くのは怖いな。
あんな人数じゃ余計に言えないよ、途中で流れてくれたのが幸いだった。

……と思ってた。


本当に持病とかないんか 大丈夫か


「……」



俺も大概だって自覚あるけどアイツもだろ。
……何て言おうか、ちゃんと言うにはスマホ越しって嫌だしな。