RECORD
Eno.1015 灰原 よたの記録
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天体観測_04
/Eno.263さま
/Eno.951さま
それぞれPC・当該ログをお借りしております
……考えなければいけないことは山ほどあった。

まず、同じ学校、同じ学科の先輩が同じ状況に立たされていること。
別にそれが良い、悪いとかではない……それこそ彼らの考え方次第だけれど、
僕としては安心もあり、不安もあって、一概に喜べるものではなかった。
確かに、知り合いがいるのは嬉しい。
だけどそれは、知り合いが、友人が、自分と親しい人が、
同じように危険に晒されるかもしれないことだ。

傷痕を見せてもらった。それも同じ学校の人に、だった。
彼女はまったく気にした様子を見せなかったから、そういうものなのだと、
納得するしかなかった。
そういうことになりうるものだと、
考えて飲み込むしかなかった、と思う。
作戦の形態、自分たちが何をするのか、
そもそも、危機が身に迫った時にどうするのか。どうすればいいのか。
わからないことが、教えてもらえないことが、知らなければいけないことがたくさんあった。



「ていうかですね」
「別にこちらも協力者を知らぬままで放り投げたいわけでは」
「ないのでして」

「担当者としてこちらも」
「訊かれたことに答える責務があるわけです」

「ご安心・ご了承くださいね」
……案外、機関の人も学連の人もやさしかった。
というより、そうだな、とちょっと思った。組織の人たちは、多忙が身に迫っているだけで、
別に僕たちに嫌がらせをしたいわけではない。
担当者として、話を聞いてくれるというから……、
それは、ありがたかった。

別に、それで安全が確実に保証された、とかではないけど。
