RECORD

Eno.74 川崎 彩羽の記録

Case3:ラッセルのティーポット


ラッセルのティーポット(Russell's teapot)
とは、イギリスの哲学者バートランド・ラッセルが提唱した哲学的比喩であり、
証明責任(立証責任)の所在を論じる際にしばしば引用される思考実験である。
ラッセルは、仮に「地球と火星の間を楕円軌道で公転する小さな磁器製のティーポットがある」と主張した場合、
それが望遠鏡でも観測できないほど小さいために反証できないからといって、
その存在を信じるべき合理的根拠にはならないと論じた。

この比喩は、特に宗教的信念に対して
「信じる側がその存在を証明すべきであり、否定する側が証明不可能性を証明する必要はない」とする立場を支持する文脈で用いられることが多い。
ラッセルのティーポットは、不可知な主張に対する懐疑主義や
科学的実証主義の立場を象徴する例として広く知られている。

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「要するに神サマが存在しない事じゃなくて、
 神サマが存在する事を証明するべきって話なんよね」


「そして悪魔の証明無い事を証明出来ないであることを理由に信じろと言うなって話!
 居ない証明じゃなくて、居る事を証明しなさいって話だね」


「責任のありかの話ではあるから、
 別に考える事は自由とも言えるんだけどね!」



存在に対し合理的な証明が出来るかどうか。
そこで語られる合理性というのは概ね科学の領分ではあるが、
それはある種“科学合理”への傾倒であり、盲信である。
──さて。科学を信じる・・・事には、どれほど合理はあるだろうか。


「────ウチらは不可視のティーポット。
 それを誰も信じなくなったとき、ティーポットはどうなると思う?」