■ Ino.72 無名の島
ソロプレイ
STATS
1人 / 人数
サバイバル / 難易度
スモール / 広さ
FACILITY
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施設名
説明
場所
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拠点
- 風雨から身を守る、漂着者の活動拠点。ロケーション『拠点』が開放される。
拠点
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狼煙
- 煙を高く上げるために工夫された焚き火。遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
拠点
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ドラム缶風呂
- ドラム缶に海水を入れて沸かしたもの。アクション『お風呂』が開放される。
拠点
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太陽熱蒸留器
- 太陽光による地熱で水を蒸発させて真水を集める装置。晴天時の時間更新後に確認することで真水を獲得できる。
拠点
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窯
- 効率よく火を燃し、様々なものを高温で焼くための装置。設置した場所でアクション『窯焼き』が解放される。
拠点
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雨水回収装置
- シートを広げ、雨水を効率よく集めるための装置。雨天時の時間更新後に確認することで雨水を獲得できる。
拠点
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
岩場
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狩猟罠
- 小動物を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で動物が掛かり、確認することで獲得できる。
森林
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漁罠
- 魚を捕まえるための罠。時間更新時に一定確率で魚が掛かり、確認することで獲得できる。
砂浜
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
森林
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倉庫
- 木々を使って建てた物置。拠点に荷物アイテムを保管できるようになる。
拠点
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コンテナ
- 液体を溜めるための簡易的なコンテナ。拠点に液体アイテムを保管できるようになる。
拠点
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灯台
- 石を積み火を焚くことで、遠くへ明かりを届ける簡易的な灯台。設置することで夜海を照らす明かりになり、遠くの船に存在を知らせられる確率が上がる。
拠点
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石臼
- 大きな石に溝と穴を彫って擦り挽きできるようにしたもの。設置した場所でアクション『臼挽き』が解放される。
拠点
TEXT LIST
無人島生存報告①:飲み水が確保出来ました(Eno.379) - 2022-10-16 16:00:01
■ 漂着者一覧
- Eno.379
- 井上 司
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拠点
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突如漂流した平凡な会社員の明日はどっちだ!?
■ チャットとメッセージ
ゲーム中はチャットはALLと同じ表示がされ、またメッセージは公開されません。
エピローグ期間に入り次第チャットは通常公開され、メッセージはゲーム終了後に通常公開されます。
Eno.379:井上 司は船に乗りました。
Eno.379:井上 司は拠点で材料を組み立て、灯台を設置した!
Eno.379:井上 司は拠点で材料を組み立て、コンテナを設置した!
Eno.379:井上 司は拠点で材料を組み立て、倉庫を建てた!
Eno.379:井上 司は拠点で材料を組み立て、石臼を設置した!
Eno.379:井上 司は拠点で材料を組み立て、窯を建造した!
「こんな豪雨じゃとても海になんて行けないし
森林に入るのだってとっても危険な事だ
今から資源や食料集めるのは絶望的だなぁ…」
ひょっこり顔を出し周囲を見渡す
風邪で横倒しになった資材類や
びしょ濡れになった焚き木が散らばっている
「この雨風で薪も全部濡れて火だって起こせないし
今取っておいてある食料で食いつないで行くしかないか」
「どうしよう………」
膝を抱く腕に少し力がこもり、俯く。
「困った…うわっ寝てる間にびしょ濡れになってる…
どうしよう…………」
とりあえず飛んで行った屋根を回収しに行く事にした
無残に地面に転がっているそれはただ被せただけ
簡素な葉の束である為に簡単な修復が可能だ
ただ上に石や枝を重ねてゆけばよい
所詮は焼け石に水、もとい台風に石だが
「困ったなぁ…」
応急修理した小屋に体育座りで縮こまり今後の事を考える。
「家が吹き飛んでるーーーーーー!」
「…」
激しい雨音と風、叩きつける音が意識を覚醒させる
雫が頬を伝って落ちる感覚が、急速な意識の覚醒を促してくる。
「うーん…うーん…うぁー」
身を起こそうとして、自分が無人島に居る事を思い出し
天井の低い自作の家にいる事を思い出す。
「ふわぁ…ぁれ、寝ちゃって」
突風に吹かれて屋根が吹き飛んだ。
Eno.379:井上 司は森林に狩猟罠を置いた!
Eno.379:井上 司は拠点でシートを広げ、雨水を回収する準備を整えた!
Eno.379:井上 司は拠点に穴を堀ってシートをかぶせ、海水を蒸留させ始めた!
美味しい食事を楽しんだ
「塩は単純に海水を煮込み続ければ出来るとは思うけど
ゴミを取り除く為の濾材と煮沸する為の火に耐える容器
が必要だ、これは探し出すか作るかしないといけない」
仕込み終えた魚を脇に置いて串にする為の枝に手を伸ばし
皮を剥がす、先端を鋭利に削り出した後火で炙って締めれば
串の完成となる。
「となると必要なのは沢山の薪と鍋
濾過は…まぁ最悪今着てるYシャツで代用しよう。」
形成した串に魚をS字に刺し
焚き木の傍に突き立てて焼けるのを待つ。
「ふふふ…とりあえず考え事はこれ位にしよ
あぁ~…早く焼けないかなぁ、楽しみだなぁ」
「ふんふんふふ~ん♪」
大量の収穫に心を躍らせて拠点に戻ってきた。
早速蒸留器の燻る薪から火を移し、新しい焚き木を設ける。
「はー…思えば長かった、自分でも出来るか不安だったけど
ちゃんとしたものをお腹が膨れるまで食べる事が有難い」
即席ナイフの背でゴリゴリと魚の鱗をそぎ落としながら
合間合間に火の加減を薪で調節する。
「潮や天気にもよるだろうけど、これからも釣りが出来れば
最低限食料に困る事は無くなるかも知れないな」
鱗を削いだ魚の腹からナイフを通して開き
中に指を突っ込んで内臓を掻き出す。
流石に寄生虫が怖いので食べる事は出来ないが
内臓も餌になるだろうか、等とぼんやり考えている
とりあえず葉っぱの上に纏めるだけに留めた。
「保存を視野に入れるとなると…次は塩が必要不可欠か
こう言う食事にもあれば嬉しいしね」
ビギナーズラックと言うものだろうか
その後も数匹の魚を釣り上げる事に成功した。
どうやらここ一帯の魚は釣り餌に対して
あまり警戒心しないらしく、入れ食いとまでは行かないが
そこそこの成果を持って帰る事が出来た
ついでに座っている間足に攻撃してきたカニが居たので
小ぶりではあるが大事な食糧として頂戴する事にした。
Eno.379:井上 司は拠点で材料を組み立て、狼煙を設置した!
「やった、やったぞ!
ボクのやり方は間違ってなわっとっとっとっ」
水面から釣り上げた食出のありそうなサイズの魚が
ロープに垂れ下がりビチビチと身を捩る。
「おぉよしよし、今外してあげるね
ふふっ、今日はお魚かー!
楽しみだなぁ」
目に見えた危機や怪我、痛手こそなかったものの
予断を許さない状況下を耐えながら進めた計画だ
それが実を結んだ達成感と充足感に満たされている。
「よぅし、この調子でガンガンやって行くぞぉ!」
「うおぉ〜〜〜〜!!
獲ったど〜〜〜〜〜〜!!」
「わ!キタ!キタキタキタ!
引っ張れ引っ張れ頑張れいけいけいけ!!」
ロープを十字に組んだ枝で巻き取り
少しずつ海面へと引き上げていく。
潮の向きもあってか時折くる強い引き、
体を持っていかれながらも
どうにか踏ん張り続けている。
「うお重っ!?
いや負けない!ボクは肉を食べるんだ!
絶対に離さないからな!」
負けるなと自分を鼓舞し続けながらすり減った体力を総動員して引き続け。
「……」
投げて仕舞えば後はただ静かに待つのみ
思えばここに漂流してからと言うもの
あまりに激動の時間が過ぎていったように思う
我ながら既に帰る拠点と寝床がある事に感動すら覚える
「これも人間の適応力ってやつなのかな
元々ボクがこう言うのに向いてたのかも
…お、お?おぉ?」
しばらくしていると竿に手応えを感じる
何かが引っ張って来ているのは確かだ
早速岩場に座り込んで糸を垂らす事にした
釣りは時間との勝負と聞くが今の空腹で一体どれだけ耐え忍べるだろうか
魚影はちらちらと前はしているのだ、後は魚との我慢比べだ
「でも釣りなんて子供の頃父さんに連れられて
お堀でやった以来だ、自信ないなぁ」
日本で売られているそれとはかけ離れた
手作りの竿を使う事も相まって不安は拭えない
それでもやるしかないのだ、
先ずは先端に重石が付いたロープを振り回し
遠心力を利用してなるべく早く遠くに投げる
「どうか上手くいきますように…それ!」
後は手応えと浮きを頼りに待つのみ