■ 起:順調経過
早々の豊かな絶望にはたじろいだけど、そこからこれを綴る日に至るまでは
改めてしっかりと希望を持てるくらいには順調なものだった
たまに接触のため物理の下にあることを嗜んでいたのと
クユーノティオン、私というものがそもそも
ひとのかたちを持っているのがあってか
矮小な物理存在という状態にも案外すぐに慣れた
対話可能で協力しあえる多数の…善良と見做してよい者が居て
生活の基盤、拠点も整っていった
先のことはわからない。わかるわけがない。
資源、生存、天候、救助
助けが来たとして、私が元の位置…理の向こう側へ戻れるのか。
何もわからない。

「ひとまずは、今を楽しもう」
楽しみを見出せているくらいには、しっかりと余裕がある。