「あんまり言いすぎると萎えられたり飽きられられるからよくないんですけど～。
　心配はともかく、
　悪魔に手ぇ借りずに済んだのは、君にとっちゃ悪くないことだし」

「心遺りくらいはあったけど、
　見たところ大丈夫そうだしあたしは退散しちゃお」

「……っふ～。エネルギー変換にあれほど手間取るとぁ。
　よいしょと」

「キモ～。もうちょい子供になってもよかったんだけどね。
　子供に負ける方が屈辱感はあるけど、
　色気あった方が挑発しやすいじゃ～ん」

「普通に強いし。なんていうか。
　あたしの本業。
　相手を辱めることにおいて負けた気がする」

「さすがに哀れで同情しちゃ～う。ウケる」