
蒼(ソウ)
青白い炎を纏った虫に見える火の玉のようなもの。
裏世界で向島について回るが話しかけても反応はない。
触れようとすれば実体がないのかすり抜けてしまう。
よく分裂する。命名は叶理海(eno747)。
裏世界や神秘は気味が悪くてどうにも嫌。ホラーも苦手。
ソウの存在をどう受け入れるか決めかねている。


ENO.516
Lv.20MYS LV
14.0%MYS RATE
960MHP
640MSP
450ATK
90DEF
710ACC
425RES
5SPD
サッパー[15] エンジニア[15]

蒼(ソウ)
青白い炎を纏った虫に見える火の玉のようなもの。
裏世界で向島について回るが話しかけても反応はない。
触れようとすれば実体がないのかすり抜けてしまう。
よく分裂する。命名は叶理海(eno747)。





























「節分すね~、今日は豆とか撒くんすか?」
「ウチは小学生ん時に終わったんすよね、節分。
そっからもう鬼来まくり」
けらけら笑いながら接客している。
懐中電灯を点ける。
「よ。春休み前で忙しかったんだよ。
もうしばらくは暇だし、裏散歩しまくるから付き合えよ」
「この前は悪かったな、超ギスってて……て、
お前にはあんま関係ねえかあ」
「ちゃんと謝って仲直りできたから」
心配すんなよ、と変わらず物言わぬ炎に話しかけている。
頷いたようにも見えたような。まあただの揺らめきだろ。
>>8159517
「そうね、また普通に話せるくらいに。
ノゾミには手間かけさせるけど、よろしく頼む……。
いや、しょっちゅう一緒にいても話せてないことって
あるもんだなって……ホント、いろいろ聞けてよかった!」
「まーその、ノゾミが抱え込んでたのも
自分のこと思ってくれてだったんしょ。
呑み込みがちなのも、優しさとか
そうした方がいいと思う何かがあるからだろうし……」
「でも自分には何でも話してほしくはあるから、
うん、一緒にがんばろ。
……ノゾミとだったら大丈夫って思えるのにも
すげー助けられてるから、ありがとうね」
衝突してそれっきり、なんてのもまた当たり前だったため
今またこうして笑えたことに心底安心して。
残りのココアを飲みつつ、にわかに空腹なのを自覚しだす。
「こっちもお腹ペコペコだった……
食べたいのは、そーだな……カレーとか?」
作るとなれば手伝う構え。
今回はさすがにみじん切りはないかもだけど。
>>8156517
>>8152911
一度息を吐いて、自分としてはと切り出す。
あの日のことではなく、それ以前の意識とこれからのこと。
「あんな状態でも一緒に暮らせると思ってたんだよな。
セキが話したかったことに答えるなら、まさにあの距離感で。
暮らすと言っても、常にセキと一緒ってわけじゃないし、
顔合わせてノゾミじゃなかったら深く関わらなけばいいって」
「家の中つっても別に味方だけじゃないし、
喧嘩なんかあるのも当たり前だと思ってたから。
……でもそれでノゾミが寂しい思いするならダメだと思った。
あのままでやれてたとしても、どっかで事故ってたと思うし」
片手を隠した袖に触れる。
こういうのも、よくないとは頭ではわかっている。
「だから、自分が変わらんことにはって
めちゃくちゃ、切実に、感じてたとこ……」
「だし、怪奇との関わり方をそもそも知らなすぎなんだろうなって。
向こう側のルールとか常識とか、気に留めとくこととか……
そういうのはノゾミの方がわかってると思うから、
よかったらこれから教えくれると助かるかも」
>>8152911
触れられると笑みを返して、ココアで温まりつつ話を聞く。
当時のやりとりと、自分が感じたことも思い返しながら。
「挨拶だったのかあ、あれ……
や、人間の常識で考えるからすれ違ってんだよな、多分……」
「自分が思ったのは……
さっきも言ったけど話になんないというか、
一方的に話すばっかでこっちの言葉には耳貸さねえんだとか。
……あの時は意図が見えなかったからそう感じてて、
今聞けば腑に落ちる気もするんだけど」
「……でも、まともに話してくれないのは、
あいつがそういう怪奇だからなのかとか
取るに足らないと思われてるんじゃないかとか。
言われてないことまで考えると余計腹が立ってきて」
そうやって目先の不快さや敵意のようなものに過剰に反応して、
後悔するのは今に始まったことではなく。うなだれて小さくなった。
「そんな感じで、自分のことしか考えてなかったから、
ノゾミが辛そうなのも正直最初は理解できてなかった」
→
>>8151690
>>8145597
「ノゾミにとってそういう存在なのに、
自分の方がって勝手に張り合ったりしてたの……
なんか小さすぎるし恥ずかしくなってきたわ」
「……自分たちの仲悪くなってから、
たぶんずっと苦しかったよな」
楽しいひと時の中で何度も配慮させたことを思うと
やるせなくなる。結局自分も親と一緒じゃないかと脱力もする。
けれど今はあなたたちに向き合うべきと姿勢を正した。
「たぶん、こうやって聞くまでわからなかったから、
聞けてよかった。ありがとう。
……セキにも悪いことしたな」
今、これ以降ならまた煽り散らかされても
いくらか落ち着いて話せる気がしながら。
また顔を合わせてくれるのかはわかないけれど、
ともかく今日は何度もこうして謝るんだろう。