Position
煉瓦工房『窯跡舎』構成員
ENO.532

中枝

STATUS

PARAMETER

Lv.20MYS LV

99.4%MYS RATE

1134MHP

400MSP

175ATK

225DEF

87ACC

1004RES

15SPD

EQUIPMENT

  • 複層式薄焼タイル
    機巧攻撃力:180 売値:80,000CR
    異なる透明釉薬を用いて焼成された、複数の煌めく層が見える煉瓦タイル。
    その層ごとに異なる地図が描かれているように見える。
    固有:Eno.532
    "正当な所持には銃砲所持許可証が必要なライフル弾を用いた単発式の長銃。"
  • 対神秘シェルジャケット
    防御力:200 売値:80,000CR
     神秘エネルギーに振れると温度の下がる新素材を用いた、灰色のシェルジャケット。
     防水から防塵、防刃までカバーしており汎ゆる環境において威力を発揮する。
    固有:Eno.532
    "特に強い防護術を施した裏世界のエリートに託される法衣。"
  • 帆布製三徳鞄
    売値:3,840CR
     金具及び革製の帯を以て色々な使い方を可能とする、軽便性に優れた鞄。
     実家の倉庫から発掘した品を図面から復刻した。

     内張りに緩衝材を用いた他、充電用のコードが通せるよう等の工夫が為されている。
    固有:Eno.532
    "現代人にはほぼ必須のスマホとかを充電するバッテリー。"

SETTING CLASSES

サイオン[15] ジャマー[15]

PROFILE

交流歓迎スロースタート多摩科連大学院大学神秘管理局対策課

【概要】
中枝 修佳(なかつえ しゅうか)女性 / 23歳、身長158cm前後。大学院の一年生として都市構想学に身を置くが、週末に立ち上げた復刻プロジェクトに心血を注いだ結果、学年を一つ重ねてしまっている。


【容姿】
肩下で揺れるミディアムボブの黒髪を自然にまとめている。
普段は軽やかなソフトシェルフーディを羽織り、アウトドア仕様のクロップドパンツを合わせたスタイルで活動しているようだ。
足元にはトレイルシューズを選び、大抵その背中には黒のバックパックがある。その中身は、いつでもスケッチできるよう写生帳と各種道具が入っているらしい。



詳細(表)

中枝修佳(なかえだ・しゅうか)

2002年、北摩市生まれ。都市の細部に潜む記憶と無用の美を追い求める都市構想学専攻の大学院生。

 幼少より家業の陶製タイル工房に親しみ、伝統的な窯業技術の歴史とその現代的意義に関心を抱く。大学在学中から、都市の路地裏に生まれる「無用スロープ」「無用窓」といったトマソン的オブジェを観察・記録するフィールドワークを開始した。
 とりわけ、友人と共に煉瓦工房『窯跡舎』を立ち上げ、同プロジェクトにも提供した明治期の輪窯図面と両親伝来のレシピを元に再現した小規模輪窯を不定期にて稼働させている。その窯では都市再生の一環としてアンティーク風煉瓦の製造・供給を行うとともに、自身の研究する排除アートやトマソンにも煉瓦・タイルを活用。「日々の景色に歴史あり」をコンセプトにしながら、学術研究と実践事業の両立を体現。

 一方、学費と生活費を自らの手で捻出する面も持ち、フィールドと工房を往還する独自の研究スタイルを確立している。近年は、煉瓦建築が紡ぐ都市空間の歴史的時間軸を、現代の路地観察と結びつける論考を精力的に発表。趣味は古地図収集と路上スケッチ。


内実の詳細(裏の顔)

 本研究では、都市空間に潜む「無用の長物」と称される構造物を媒介として、裏世界への入口を物理的かつ精神的に制御する手法を探究してきた。先の説明では表の顔を優先し、「神秘性」には一切触れてこなかった。本稿では、その根幹を支える神秘概念をあらためて補足する。

 神秘性とは本来、科学や常識を超越する未知の事象や力を指すものだ。古来、人は土地や建築に宿る見えざる力を「気」「魂」「精霊」などと呼び、その存在を畏敬してきた。現代の都市構想学においても、都市空間は単なる物理的構築物ではなく、多層的な時間と意識が交錯する場であるとみなされる。とりわけ路地裏や旧市街地に残る古い建造物は、長年にわたり人々の営みと記憶を吸収し、見えない共振を起こし続けることも少なくない。

 トマソン的対象は、一見すると無用に思えるが、実は神秘的エネルギーを集積する凝集点である場合がある。例えば、何気ない階段や窓枠にこそ、往来する人々の意識が重層的に重なり合う力場が宿っているのだ。排除アートとは、この力場を意図的に操作し、都市と裏世界の狭間を「封印」あるいは「開放」するための、古代呪術的知識を現代建築へ応用する手法である。人工物の配置や材質の選定、さらには時刻・季節を考慮した設置により、神秘度の高いエネルギー流を制御し、アクセス制限や情報隠蔽を実現するのである。

 上記のプロジェクトでも、中枝自身の研究を織り込み煉瓦の配置パターンや材質、刻印デザインを、神秘エネルギーを導く導体として機能させる設計を施した。釉薬の選定においては、エネルギー伝達を増幅させる要素として再評価し、伝統的な陶磁技術に基づく結晶構造を活用している。

 このようにして煉瓦は単なる建築素材の域を超え、意図的な刻印や配置がエネルギー経路を形成するキーストーンとなる。職人の手により文様を刻まれた薄手のグレーズドブリックは、その刻印と目地との相互作用により神秘へのゲートウェイとして機能する“魔術的余白”を生み出している。工房における再現実験は、この煉瓦が裏世界への入口となる可能性を十分に示唆していると言えよう。

とか、いないとか。

【ForPL:既知関係について】

・中枝が大学生の時、別の男(リーダー)がクラファンを打ち出して爆速で目標金額を達成したことで一時の話題を掻っ攫った(中枝は初期メンバーの一人なのでそのページにも容姿が載っています)
・不定期のワークショップや見学の際、解説やスタッフで見たことがある
・フィールドワークの為にカメラを下げながら歩く姿を見た

……等々、露出の機会はそこそこあるかもしれません。どうぞよしなに。

プレイス:煉瓦工房『窯跡舎』
ムラヤマ自然保護区 - 保護区外縁 / LOCATION

ICONS

CHAT LOG

[煉瓦工房『窯跡舎』]
中枝 [Eno.532] 2025-11-01 13:44:27 No.7230951

>>7170075

 残りの箱を全て運び込めば、組み上げた焼成棚に支柱を噛ませる。作品を並べる間にも、壁の奥からは小さな落石や小動物、鳴き声だけなら無害そうな物の動く空洞音が耳へと残るのだろう。
 そうして、一連の作業を終えると記録の為の最後の一枚のシャッター音が終わりの合図となった。

「ありがとうございます、助かりました」
「ここだけは一人でやる物と思っていましたから」

 壁の奥、一点を見つめる道祖土に気付きつつも変わらぬ様子で応じ――何かありましたか、と最後の最後で見透かすような口調で尋ねた。

ここで聞いたこと、感じたことを聞いても良いし、聞かなくとも良い。いずれにせよ、彼女は詮索も隠し立てもしないだろう。

「では、戻りましょうか」

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[煉瓦工房『窯跡舎』]
中枝 [Eno.532] 2025-10-27 02:42:22 No.7151690

>>6955270

 目には見えない。中に入れど、他と変わらぬ煉瓦壁が続く。しかし、確かにそれを耳で、肌で感じ取ることが出来るだろう。

 そこには、煉瓦窯という空間には不似合いなほどの大きな残響があった。壁の向こうのすぐそこに、まるで洞窟にでも繋がっているかのように神秘由来の水滴音や地鳴りが滲む。妙に強固な神秘抑制に近い処置によりその殆どが遮断されているも、神秘エネルギーとして感じられるそれを横目に――

「無理をすると、後で響きますよ」

 中枝は奥の空間から焼成板を組み上げる準備を終え、なんとも無いように振る舞っていた。指示書を片手に煉瓦の床に番号札を置いていく。

「残りも少ないですし、先に運んでしまいますか」

 反対側、今は空いている壁際に木箱を寄せると二人を見て頷いた。

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[煉瓦工房『窯跡舎』]
中枝 [Eno.532] 2025-10-10 00:41:37 No.6859248

>>6773612

「怪談ですか」
「似たようなものかもしれません」

 そうして、窯までの道程は問題なく進めることだろう。

 それもそのはず。窯には既に火が入っており、窯の上階より投炭や運搬の合図が通信機越しだが大声で、盛んに行われている。粉炭を乗せているらしいトロッコの往来の音もあり――木箱を運ぶ者よりもそうした作業音や声や熱、煙突より立ち上る排煙の方が圧倒的に目立っていたのである。

 そして、その裏を縫うように一つの窯の扉前に立つ。
 木箱を煉瓦の床に下ろせば南京錠の鍵を開け――入りますよ、と誰もいないはずの空間に声を投げると、後ろの二人を招き入れた。

 木箱から取り出した大型のランタンを点ければ、それ一つで十分なほどに照らされる――それもそのはず、他の窯より随分と狭く、短いのだ。外で視た輪郭と比べても、その半分ほどだろうか。

「では、残りも運びましょうか」

 片手に持ったランタンを向ければ、組み立て式の焼成棚が照らされる。
 まだ木箱は残っている為恐らくは一度出ることになるだろうが――この一区画をどう見るかは、各々の任意とする。

少なくとも、ここには鍵が付くだけの理由があるのだから。

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[北摩モノレール東部区間][量子改札口][3]
中枝 [Eno.532] 2025-10-09 23:51:23 No.6858195

「お疲れ様でした」

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[煉瓦工房『窯跡舎』]
中枝 [Eno.532] 2025-10-01 11:58:26 No.6696352

>>6623815
>>6623777

「こういう物は、腰で持つのですよ」

 木箱の側面に手を掛け、その重心を探って持ち上げる。それは蕪花が持ったものと同寸法であり――道祖土にとってはショックの追い打ちかもしれない。しかし、少しの空洞音からして比較的軽めらしかった。

「注意点ですか」

 その問いに続き、声を重ねる。

「誰かに話しかけられること含め――もし、何が聞こえても気を取られないようにお願いします」
「どうしても、ここは表世界な物で」

 表向きの理由カバーストーリーも含めて、そのように告げる。 同市に縁を持つ著名なデザイナーも参加していることも含め、神秘に関する事柄の外部漏洩の危機が常に付いて回る。その上、ここでアザーサイドに関する情報が関わっているとなれば殊更だ。

「では、行きますか」

 そうして、全員が通れるように扉を押し開れば外への道が開かれた。二人が続く頃には、扉も静かに引かれるように閉まる。外観からは隠し扉に近く、一見して壁のようであった。

目指すは中枢、前回道祖土が感じた違和感の隣接地――

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[煉瓦工房『窯跡舎』]
中枝 [Eno.532] 2025-09-25 09:15:27 No.6579143

>>6517230
>>6517557
>>6517705

「あれ、ですね」
「あの窯でしか焼けないものがいくつかありまして」

 下の段が見えるように少しだけ棚をずらせば、杭や薄焼き煉瓦等、概ね「あれ」として見覚えのあるものが現れる。

「未公開作品として、箱に入れて向かうので観測される心配はありませんが――配置だけは撮影しておかないと、後がうるさいのです」
「向こうに出入り口があります、まずはそちらに」

 所謂カバーストーリー、という奴だろう。
 手の大きさを見定めると、概ね合っていると思われる軍手を渡せば先に鍵を開けに向かう。普段は開かない扉なのか、どこかぎこちない開閉音が響いた。

「箱は使えますが、台車を使うと目立ってしまうもので」
「大きいものはこの木箱を、他は段ボールでお願いします」

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PL:空定

動くかどうかは時の運のみぞ知る。