RECORD
Eno.250 白上 奏の記録
はじまり
突然の呼び出し。
何事かと思えば、「学生」に成りすまし、表の方に向かって"ゆらぎ"の調査に当たってほしいという要請。
まあ、私が選ばれた理由と言うのは凡そ理解は出来ます。

渡された情報から、学生というものが何なのかは凡そ理解は出来る。
だいたい、私と同じ程度の年恰好の者が多いらしい、という事も。

さて、問題は上手い事学生というものを演じられるかです。
幸いにも服は用意して貰ったので、後は私の演技次第。

――少しばかり黒が多いですが、この服も割と良いモノですわね。
何事かと思えば、「学生」に成りすまし、表の方に向かって"ゆらぎ"の調査に当たってほしいという要請。
まあ、私が選ばれた理由と言うのは凡そ理解は出来ます。
「あれですね、この見た目のせいでございましょう。」
渡された情報から、学生というものが何なのかは凡そ理解は出来る。
だいたい、私と同じ程度の年恰好の者が多いらしい、という事も。
「此方には、随分とお世話になっておりますからね。
住居の安全保障というものも兼ねて、これ位は引き受けてもよろしいでしょう。」
さて、問題は上手い事学生というものを演じられるかです。
幸いにも服は用意して貰ったので、後は私の演技次第。
「――行きますよ、奏。」
――少しばかり黒が多いですが、この服も割と良いモノですわね。