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Eno.632 萩原 丕途の記録

【メタ】怪談「藤の家」について【裏話】

[プレジャーシティ][休憩所「おはなしどころ」]
掲示板のメモ書き [Eno.632] 2025-05-13 16:54:00 No.142350

『藤の家』の話は知ってる?
北摩市の小学生なら一度は聞いたことがあるかも。

今から何十年か前、難しい病気にかかってしまった子がいたの。
病院にいても治らないしずっと家にいて、学校にも遊びにも行けなかったんだって。
でもお見舞いに来た友達から「近くの山にある藤を家に持って帰れば元気になる」っておまじないを聞いて、お父さんとお母さんに頼んで山に連れて行ってもらって藤の花を一房持って帰ったの。
でも山の神様に黙って持って行ったから神様が怒って、その子も両親も藤の木や花に変えられてしまったんだって。
そのまま、人じゃなくなった家族は存在したことも忘れられて、家に藤の蔦を這わせて藤の花をたくさん咲かせているの。

その家は今でも北摩のどこかにあるらしいよ。
「■■■■ちゃんのお見舞いに来たよ」って言ってその家に入ると、おまじないを教えた友達だと思われて神様の呪いをうつされてしまうんだって。

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この怪談が出来たきっかけは、ハギが「藤の咲き誇る廃屋を、南部で」見かけたという思いつきRPです。


「あんな地価の高そうな所で、廃屋をあそこまで放置するか?」とハギが疑問を持ったので、
確かにな…→じゃあ怪談作ろう!となりました。

藤という植物は、どうも「命」に関係する逸話が多いですね。
病の娘がお寺に藤を納めたら快癒したとか、藤とは「不死」であり「不治」であるとか…
それなら上の伝説を逆転させて、「藤を奪ったので神仏の怒りに触れた」という話にすればリアルな怪談っぽくね?
という発想を元に、あとは書いてる最中の指に任せたら上のような話が出来ました。
小学校で上級生から下級生に代々伝わる、軽率に誰かが死んだり呪われたりする他愛もない怪談です。


探索や戦闘も可能なプレイスとして「藤の家」それ自体も作りたいですが、
作って良さそうなエリアが無いので、エリアとして作ることになりそうです。
何をどう探索するのか、戦うとしたら何と戦うのか、話の真相は…なども詰める必要がありますね。
ほかにも作りたいエリアはあるので、「藤の家」が出現するのはたぶん大分先です。
正面からの絵もAIさんと作っている最中ですが、いつになるのやら。

ちなみに、主にWaveDで使っているAI絵は、
自前で撮った写真をコラージュ→AIでi2i加工→さらにコラージュ→i2i…
のループで、どうにかそれっぽいのを作っています。
素材の原形を無くすのは意外と難しいです。


子供の話ってすぐに人が死にがちですよね。
中学高校の頃は「いやいやそんな簡単に死んでたまるか」と思い直すものですが、
いざ身近な人を亡くしてみると「死は意外とすぐそこにある」ことを実感して恐れをなすものです。
その恐怖に触れた子供の心が学校の怪談を産むんだろうなと、書いている最中に感じました。