RECORD

Eno.564 安那 雪の記録

出来事

ここ最近は色々と目まぐるしい。
チウが三八の肉まんをカツアゲしたのを皆で追いかけて詰めたり、
そこに偶然居合わせていた小学生が八乙女の親戚であったり。

…授業の休み時間に虎孟に少し話を聞いて貰うた。
真面目で優しい奴じゃ、そのままであって欲しいものぞ。
【何かを書きかけて、それを消した跡】

最近は暑いせいか、喉がよう渇く。
水分補給はしっかりせねばな。

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山に来る人間えものを狩り続けていたら、
いつの間にか『鬼の棲む山』と噂が広がり滅多に寄り付かなくなった。
これは不味い。どうにか策を講じねば。
吾は今しがた獲ったばかりの獲物から衣服を剥ぎ、姿形、声音をそれに似せた。
これで山を下りれば人の都に違和感なく行けるだろう。

しめた、存外すんなりと都に入れた。
後はもう此方のものよ。
とはいえ堂々と獲物を狩る訳にもいかぬ。
相応の素振りというものはせねばな……。

さて、如何しようか…。