RECORD

Eno.270 猫の記録

猫の記憶8

洞窟をモチーフとした、幻想的な小さな世界。
切り取られた海。泳ぐ魚たちは、青を帯び、のびのびと泳いでいきました。

青色の明かりが、魚たちを照らしている。
ゆったりとした時間が、きっと流れているように感じて。
水槽を暫く眺める影二つ。

綺麗だね、って。
大好きが詰まった宝物みたいな。

はじめて、自分たちで迎え入れた子たちだから、
いっぱい長生きしてほしいね、って笑いあって。


猫は、猫たちは、それを暫く眺めていました。

きらきら、ぴかぴか



…本当に、綺麗だな



クラスメイトのお話は、本当に楽しくて、興味深くて。
それでいて、きらきらしていて。

まぶしかったな、とても



なんだか、話を聞いていて、とても嬉しくなって。
ユッキーナ先輩もそうだけれど、やっぱり好きを話してくれる人達の顔を見ているのは好きだな、と思った。

そうだ、この子たちにも名前つけてあげたいよな!



そう思ってから数時間。
名前を付けるまでかなりの時間がかかったのは秘密の話。
うお座にちなんだ名前が付けられたとか。

アルレシャ、シンマ、アルフェルグ……。

沢山君達が長くきらめいて生きますように。