RECORD
Eno.683 姫川 織江の記録
夢
ある日、私は夢を見た。
色がついていて、熱さと匂いがよくわかる。
現実と変わらないような、とても鮮明な夢を。
夢の中で、私は空を飛び、燃え盛る山の頂上を眺めていた。
そして、そこに佇む少年を見つけると、私は手を伸ばそうとした。
「■■■■くん!!」
その少年の名前を、普段は出さない大きな声で呼びながら。
そこで目が覚めた。
やけにリアルなあの夢は、いったい何だったんだろうか。
あんな夢は見たことがない。
その日、私は礼拝堂で祈りを捧げた。
「あの日の災害」で亡くなった人の冥福を祈るのではなく、
燃え盛る山の頂上にいた、あの少年の手を取ることができていますように、と。
色がついていて、熱さと匂いがよくわかる。
現実と変わらないような、とても鮮明な夢を。
夢の中で、私は空を飛び、燃え盛る山の頂上を眺めていた。
そして、そこに佇む少年を見つけると、私は手を伸ばそうとした。
「■■■■くん!!」
その少年の名前を、普段は出さない大きな声で呼びながら。
そこで目が覚めた。
やけにリアルなあの夢は、いったい何だったんだろうか。
あんな夢は見たことがない。
その日、私は礼拝堂で祈りを捧げた。
「あの日の災害」で亡くなった人の冥福を祈るのではなく、
燃え盛る山の頂上にいた、あの少年の手を取ることができていますように、と。