RECORD
Eno.566 七思議 ナナシの記録
こんにちは、世界
激しい稲光。轟音。地響き。
自我を得たのは、きっとその時だ。
視界…というより感覚に近いのだけれど、ともかく。
目の前には雷に打たれて命を失った名も知らない人間と、
偶然自分から生み出された…その死んだ人間と同一の存在。
生み出された"それ"は何事もなかったかのように歩き、去っていった。
その場に残ったのは黒焦げの遺体と…
"複製"や"模倣"に近しい神秘を得た…意志のある沼だけだった。
こんにちは、世界
どうしてこんな体で生まれてしまったの…?
自我を得たのは、きっとその時だ。
視界…というより感覚に近いのだけれど、ともかく。
目の前には雷に打たれて命を失った名も知らない人間と、
偶然自分から生み出された…その死んだ人間と同一の存在。
生み出された"それ"は何事もなかったかのように歩き、去っていった。
その場に残ったのは黒焦げの遺体と…
"複製"や"模倣"に近しい神秘を得た…意志のある沼だけだった。
こんにちは、世界
どうしてこんな体で生まれてしまったの…?