RECORD

Eno.121 米印 明日太の記録

噓吐きは終わりの始まり

友達付き合いが苦手だった。

集団行動が苦手だった。

普通に生きていく上で必要になる事が全部苦手だった。

仲間外れじゃない、自分から遠くへ行っただけだ。

安寧が嫌なんじゃない、平凡が嫌だっただけだ。

死にたいワケじゃない、生きてる事に嫌気が差しただけだ。

不幸になりたいワケじゃない、幸福を享受して良いと思えなかっただけだ。

でも、多分、きっとそれは全て噓で

だからこそ、俺に与えられた神秘チカラ

自分も、周りも、きっと、世界ですら

嘘で塗り固めてしまえるモノになったんだろう。



「幸福で居ていいと思えた時に、俺はようやく死ねるんだ」