RECORD

Eno.481 『揺闇の黒翅』の記録

手帳の4ページ目

神秘から生まれた怪奇には力がある。

『私』という怪奇を構成するのは『人間を癒したい』という本能と『癒しの力』

だけど自分自身も最近知った事だけど、私の根源は『風』らしい。

絶え間なく揺れ動く移り気な風、時に優しく、時に狂風を。

自分の神秘を切り分け付与するという事は自分の記憶と身体を切り替える事と同義。

それでもいい、私には守りたい人達が居る。

人間じゃない相手と、人間の2人。

きっと他の人間に嫌われてしまっても、その二人が私を好きならきっと私は私のままで居られる。



人を癒すのに、どうして自分から傷つけちゃいけないんだろう?

傷を与えて、それを癒せばわざわざ待つ必要なんてないのに。