RECORD

Eno.227 朧 戒の記録

宇宙へ駆けた鷹



夜鷹というエンダー化個体を倒した時に落ちていた、夜鷹の一部である羽根。

討伐直後はその羽根に触れた瞬間、その羽根から記憶が流れ込んできた。
夢を失った宇宙飛行士の成れの果て。
最愛の者に助けられた命と二度と宇宙へは戻れない現実と絶望の記憶。
心が揺さぶられて、ちくりと胸が痛んだ。

乾きを埋める為の者をずっと欲して、そしてその気持ちを利用されたのだろうか。
だとすれば、支援者というドクトルと名乗る者を俺は決して許すことができない。


『支援者……か。エンダー化個体を恣意に作り出している可能性があるな』


『現在判明しているメフィスターである俺達も注意が必要かもしれない』