RECORD
Eno.632 萩原 丕途の記録
体がだるい
体が重い気がする。
起きればそれなりに動けるし、食べる物もそこそこ食べている。
そして最近は、裏世界のあちこちに出かけてそこらの怪奇を伸している。
怪奇には様々な形のものがいる。
物が動いていることもあれば化け狐や化け狸もいるし、人の形をしたのも多い。
何人もの人形の怪奇を俺たち二人で倒しきると、まるでゲームの主人公みたいな気分になる。
多分「魔境に堕ちる」ってのは、ここで理性の歯止めが効かなくなった状態なんだろう。
俺たちと同じくらい強いやつも、ずっと恐ろしいやつもいると知っているから踏みとどまっていられる。
強さといえば、北部のノーブル会と南部の神秘管理局で対神秘の訓練を受けた。
ひとまず形にはなったと思う。特に神秘を使った戦闘は今できるものは全部覚えた。
力の使い方をこの世界の「型に嵌める」だけで、それまで何となくで全部やっていたカラビンカが見違えるように色々やれるようになった。
それぞれの世界で、その世界に適したやり方を追求するのが即効性がありはする。
けれど、体が重くなってきたのはそうやって神秘戦闘をするようになってからだ。
つまりこれは「神秘率が高くなりすぎた」症状だと思う。
単純に病気のような体のだるさでなくて、見えない糸を体につけられて常に変な方向へ引っ張られているような感覚がする。
俺たちとこの世界の神秘は本来違う。異なるものを無理にすり合わせているから、そういう違和感が出るのかもしれない。
明日は表世界に出て、どうにか神秘率を下げられないか探してみる。
そういえば、神秘率を抑制する薬が裏のノーブル会で売られていた気がする。
値段によってはそれもアリか。
起きればそれなりに動けるし、食べる物もそこそこ食べている。
そして最近は、裏世界のあちこちに出かけてそこらの怪奇を伸している。
怪奇には様々な形のものがいる。
物が動いていることもあれば化け狐や化け狸もいるし、人の形をしたのも多い。
何人もの人形の怪奇を俺たち二人で倒しきると、まるでゲームの主人公みたいな気分になる。
多分「魔境に堕ちる」ってのは、ここで理性の歯止めが効かなくなった状態なんだろう。
俺たちと同じくらい強いやつも、ずっと恐ろしいやつもいると知っているから踏みとどまっていられる。
強さといえば、北部のノーブル会と南部の神秘管理局で対神秘の訓練を受けた。
ひとまず形にはなったと思う。特に神秘を使った戦闘は今できるものは全部覚えた。
力の使い方をこの世界の「型に嵌める」だけで、それまで何となくで全部やっていたカラビンカが見違えるように色々やれるようになった。
それぞれの世界で、その世界に適したやり方を追求するのが即効性がありはする。
けれど、体が重くなってきたのはそうやって神秘戦闘をするようになってからだ。
つまりこれは「神秘率が高くなりすぎた」症状だと思う。
単純に病気のような体のだるさでなくて、見えない糸を体につけられて常に変な方向へ引っ張られているような感覚がする。
俺たちとこの世界の神秘は本来違う。異なるものを無理にすり合わせているから、そういう違和感が出るのかもしれない。
明日は表世界に出て、どうにか神秘率を下げられないか探してみる。
そういえば、神秘率を抑制する薬が裏のノーブル会で売られていた気がする。
値段によってはそれもアリか。