RECORD

Eno.26 朔 初の記録

にじゅーに



「……………」

朔初は、帰路考えていた。
飾り付けられた教室内のこと。
部屋いっぱいのリボン。

やるやつは一人しか思いつかなかった。

学校には来なかった。

「……………」

こないだのあれはきっとやっぱり、お別れだったんだろう。
これもそう。
またねは、きっとさよならだ。
これはきっと、贈り物なんだろう。
あれからの。

「…………」

教室をラッピング、楽しい部屋をプレゼント。
そんな意図なんだろう。
迷惑とかも考えず。
自分のしたいことして去ってった。

贈り物、なんだろう。

部屋を片付けることはしない。

他の誰かがすることだ。